内容説明
姫将軍と呼ばれた望月家の藤子は、戦場で和泉飛鷹と出会い、彼のもとに嫁ぐことになった。だが、正式な婚姻は元許嫁の河上雪政が治める紫苑国を制してからだと、和泉家の当主に命じられる。とまどう藤子に、藤子の母・楓が行方不明になったとの報せが入る。どうやら紫苑園に連れ去られたらしい。楓を助けるため、飛鷹と紫苑国に向かう藤子だったが―!?乱世がつづく春華の地で花ひらく、架空戦国恋物語、感動の完結。
著者等紹介
菅沼理恵[スガヌマリエ]
3月11日生まれ、愛知県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュウ
5
河上がもう少し粘ってくる展開かと思いきや、これでよろしんでしょうか?様々な問題が解決していないままで、完結。もう少し掘り下げても良かったのではないのかな。もったいない終わり方だな。2017/09/07
紅羽
3
完結巻。…とはいえ、何だか色々と丸投げしているような…。せめて二人を幸せにしてあげて欲しかったです。ラストを読んだ時、完結が信じられないくらい、まだこれからというところで終わってましたから。面白いと感じていたので残念です。2013/09/24
絳楸蘭
2
もっと河上殿が頑張るかと思ったのに、あっさりと決着がついてしまった…。しかも、まだまだ謎があるのにあと1冊にまとめきれないから、この巻で終わりにしますって作者さんそれは横暴すぎるでしょう!折角ここまできたのに尻切れなんて、これじゃあ不満しかありませんよ。二人のちゃんとした幸せの形がみたかったのに…。2013/02/03
囚人
2
完結の仕方ももあとがきもおかしい 最後の短編すら完結してない 桃花母の形見の存在軽(笑)2013/01/12
はなりん
1
まさかの完結。何も解決してないよね?せめて国の統一と婚姻ぐらいは完結させて欲しかったなぁ。今巻でも、迅がわざと藤姫を置き去りにした理由とか謎なままだし・・・。主役二人はいい感じだったので、せめて婚礼やその前後のあれやこれやは見せてほしかった。2011/09/19