内容説明
執事リチャードへの想いがますます募るアネット。リチャードもアネットへの気持ちを抑えていることを知らず、2人で領地を廻り、幸せな日々を過ごしていた。ところがリチャードは急用でロンドンに戻ることに。落ち込むアネットに追い打ちをかけるように、シャーロットから「お嬢様と執事は身分違い」と言われ憤慨する。この想いはあきらめないと誓うアネットだが、ある日、反逆の疑いがかけられ!?クライマックス直前巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みぃー
18
リチャードとアネットの色々にニヤニヤが止まらない~。ムフフと良い気分でいたら最後の最後にびっくり!先の展開が読めるような読めないような。次の最終巻でみんなが幸せになってくれれば良いな。2013/04/09
フキノトウ
16
ユージン頼りになるな~と読んでいたら、ラストにびっくり!まぁ、フリでしょうが^^なかなか動かないリチャードにやきもきして、もうユージンでいいじゃんって思ってしまう。もどかしい。2013/08/13
ダージリン
13
リチャードとアネットの想いの伝わらなさっぷりと、内心とのギャップにもどかしくもニンマリしてます。あと10巻引っ張られてもついてく自信があるのに(笑)次で完結ですか~残念。今回ユージンにおいしいところを取られてます。どう決着をつけるのか楽しみすぎる~!2010/08/07
サバ缶
12
リチャードのずれたお嬢様LOVEなところが、ちょっと変○っぽいわ……とか思ってしまいました。「アネットはあんたの着せ替え人形の人形じゃねぇ!」と襟首掴んで、揺さぶってやりたいような気持ちに。あ、もしかしたらこの感想はシリーズ全体を通しての感想なのかも。ユージンは不憫だねー。王太子がもっとアネットLOVEになってくれたらと思っていたけれど、そうなったらもっと泥沼だわね……2011/09/29
呉藍
9
これでもかとユージンの巻。旧知の仲を守っての説教といい、本職の弁護といい、ラストの衝撃といい、リチャードを三馬身ほど引き離すくらいに男前だ(笑 というか、ローズウォール公爵家の面々がステキ過ぎますね。完全に置いていかれているアネット、この事態をどう乗り越えるんでしょうか。はー、それにしてもユージンに幸せな未来を願ってしまうわ……捨て身なほど優しいんだもの。2012/06/18