角川ビーンズ文庫<br> 彩雲国物語―黄梁の夢

角川ビーンズ文庫
彩雲国物語―黄梁の夢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044499181
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

劉輝の父、覇王・〓(せん)華の時代。愛憎渦巻く朝廷で、必死に生き抜く第二公子・清苑を搦め捕った陰謀とは!?(「鈴蘭の咲く頃に」)秀麗を支える天下無敵の二人組、燕青と静蘭。交わるはずのなかった彼らの運命が交錯した夏を描く鮮烈な中編(「空の青、風の呼ぶ声」)ほか、秀麗の父・邵可と母・薔君の宿命の出会いと命がけの求婚を描く、著者渾身の書き下ろしを収録!!すべての物語が現在につながる、究極&珠玉の外伝集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みちゃ

65
彩雲国、外伝第4弾!静蘭の過去「鈴蘭の咲く頃に」、燕青と静蘭との出会い「空の青、風の呼ぶ声」、邵可と薔薇姫との出会い「千一夜」。静蘭の母・鈴蘭の君には、驚かされました。まさか、全部一人で仕組んでいたとは・・・燕青の過去、静蘭との出会いに涙、殺人賊時代のお話、・・・邵可と薔薇姫の出会い、印象的でした。2009/05/01

あっか

53
外伝4冊目。今までの外伝で1番好きかも。もう、ホント邵可って良い男!!薔薇姫との若き日の馴れ初め(待望の!)にニヤニヤが止まりませんでした♡可愛いなあ薔薇姫。イメージ変わった。最後は「そういうことだったのか…」とホロリと来ました。馴れ初めと言えば、燕青と静欄のも。短編2編目を読んでから表紙を見ると、これまたニヤニヤできること請け合い。図らずも静蘭と劉輝の絆も垣間見えました。にしても、静蘭の名付けの裏話には大笑いさせて頂きました(≧∇≦)色々過去の真実を知ったからこそ、もう一度最初から読み返したいなあ。2018/11/20

まりもん

52
完結による再読。 この外伝全話とても良かった。燕青と静蘭それぞれの過去が明らかになり、出会って別れるまでの出来事の中で燕青の兄のことが一番インパクトがあった。 邵可と薔薇姫の話は気になっていた北斗も登場してじ楽しみつつ読むことが出来た。2011/07/13

kagetrasama-aoi(葵・橘)

45
「彩雲国物語」外伝④『黄梁の夢』。『鈴蘭の咲く頃に』清苑公子とその母、第二妾妃の物語、父王の考えもちらりと書かれていて、怖かったなぁ。『空の青、風の呼ぶ声』燕青と静蘭の話、悲惨な話なんだけど処々にこの作者さま特有のコメディタッチの表現で救われている感じ。燕青の好感度が上がり捲り(o^O^o)。『千一夜』薔薇姫の話、薔薇姫についてはあれこれ仄かされてたけど、漸く読めて嬉しい‼️2022/04/07

nonたん

45
静蘭の追い出され話と、燕青と静蘭のランデブーと、邵可様と薔君の馴れ初めの話。なんか、愛しい人との出会い、切なさ満載な感じは、うるうるするなぁ。本編読みたいぞぉ〜2011/02/01

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