角川ビーンズ文庫<br> 白と黒のバイレ―黒き、呪いの舞台にて

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角川ビーンズ文庫
白と黒のバイレ―黒き、呪いの舞台にて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044497187
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“魔王”マルディシオンに“一目惚れ”され、若返りの呪いをかけられたブランカ姫は、解呪の方法を求め、護衛騎士のセロたちと旅を続ける日々。そこに、妹レオノーラ姫が病に倒れたとの報が入る。それは、婚約者のブランカを取り戻そうとする王太子ロベルトの策略で…!?一方、密かに想い合いながらも主従の枠を越えられないブランカとセロにも変化が…!?「なあ、あの時どうして口づけの相手に俺を選んだ?」運命と踊るシリーズ第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマノサカホコ

12
他館取寄(吹田市)ファンタジーが複雑になってきた2巻。解呪と魔王の身体探しの旅を続ける御一行。肉球のお手で慰められるブランカ(狼さんが可愛すぎる)。セロと魔王のやり取りやリリアナとのやり取りも楽しい。そんな中、元婚約者の王子に輿入れした妹姫が病気と情報が入り王子の元へ。魔王の身体を盗むためビアンカを襲わせた事、解呪をして婚約者に戻る事を望む。姉と比べられる辛さ、自分の存在の意義など妹姫の気持ちもわかる。シリアス展開多め。王子の最後には驚いた。妹姫探しの旅が始まる★★★★コメディもっと増やしてもいいなぁ2021/08/30

みぃー

11
ブランカとセロの色々にドキドキ・キュンキュンしました!でも何と言ってもレオノーラ。彼女のブランカに対する複雑な思い。分かる。今まで良い子でいた反動が出た感じ。気持ちが分かるだけに今後彼女がどういう道に進むのか不安。それにしてもマルディシオン良い!2013/04/01

かや

9
2巻目もブランカとセロの主従関係にせつなくもきゅんとしました。妹姫のレオノーラは誰かから自分だけを必要とされたい気持ちがわかるから憎むに憎めないし、幸せになって欲しい。そして、最強の侍女リリアナの婚約者トマスが登場。こちらのカップルの冷めきっていながらも、時々想いがにじむ感じも良いですね。マルディシオンはかわいすぎると思うんです。魔王というよりもペットにしかもう見えない(笑)新たなる敵ペルドゥラルとの戦いや恋の行方が気になります!2014/07/09

幸音

6
今回登場した妹・レオノーラが姉を裏切ったにも関わらず憎めないのはやっぱりこれまで葛藤や苦しみを抱えているのが読み手にも分かるからかな…。魔王マルディシオンが助けたお礼を言われなくて拗ねたり、国土の2/3にまで呪いを拡散したことを反省しなかったり、ブランカ以外の人間の言うことは聞かなかったり(笑)ブランカ達が旅に出ることになった原因のくせに、傲慢で優雅な存在のせいかあまり憎めないんです。ブランカとセロには王道に進んでほしいのはやまやまなのですが!たまにマルディシオンにも惹かれます…。

翠嵐

6
意外とあっさり舞台から降ろされてしまった王太子が哀れ。レオノーラは作者様は嫌われるかもと仰ってましたが、寧ろ人間臭くてブランカより身近に感じました。後は、どこまでも姫様至上主義のリリアナが大変よろしかったです。2011/05/08

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