内容説明
王位継承者は、二人いる。衝撃の事実に激震が走る、麗虎国宮廷。神官見習いの天青は、敬愛する藍晶王子と、兄と慕う武官の曹鉄が、王位継承者として争うことに心を痛める。神官の鶏冠も、仕えてきた藍晶王子の手前、仲間と認める曹鉄にかける言葉もない。孤立した曹鉄の前に現れたのは、亡き母に似た婚約者!!彼女の助言により、曹鉄と藍晶王子は密談を行うが!?王位をめぐる陰謀に、絆は耐えられるか!?韓流宮廷物語第7弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
56
シリーズ続けて。試練の巻ですね。女に籠絡される曹鉄にヤキモチを焼く櫻嵐と鶏冠?うーん、我慢の巻でした。しょうがないのは分かっているのですが、ヤなんですよ。そしてかめはめ波が撃てるようになった天青。彼だけがぶれずに気持ちいい。さてさて決着は何時つくのか?2019/01/05
ゆきちん
36
シリーズシリーズ⑦やっぱり曹鉄は亡き第1正妃の息子。つまり第1王子で、今の皇太子を面白く思ってなかった皇太后に祭り上げられて皇太子争いすることに。曹鉄一人隔離されてあの手この手で、まー洗脳だね。今までワイワイやってた仲間から曹鉄一人離された感じでなんだかかわいそう。早く収まるところに収まって欲しいのだけど、敵はしつこそうだなぁ。慧眼で何とかなる話でもなさそう…どう決着するのかきになる。次「鳳凰をまといし者」2018/08/03
み
22
曹鉄さん〜優しすぎだろ^^;婚約者は、あたしの大嫌いなタイプの女子だわ。目が覚め始めたようでよかったわ。2019/11/30
藤月はな(灯れ松明の火)
22
造られた環境ゆえか曹鉄が自分で考えず、周りから与えられた情報などに流されている曹鉄に分かっちゃいるものの歯痒くて「このアホンダラ!」と頭を叩きたくなります。親も一人の人間(もしくは子供よりもガキという場合も)だけど橄欖王にも「もっとしっかりしろよ!」とドつきたくなってきます。「櫻嵐のその心って男にべたべたして都合が悪い時はべそべそ泣いてりゃ済むと思っている女に対する反感かそれとも・・・・」と気になるのですがやっぱり、気風がいいですね。弱音を吐く藍晶王子に対する赤烏の敬愛にほっとしました。2012/02/29
じぇりい
13
漢前櫻嵐、影の主役なり〜2015/08/08