内容説明
「わたしは、兄上を見捨てる道を、選ぶのかもしれない」敵国ディラムの虜囚となった最愛の兄・ファラン。しかし故国奪還のため、アルセスは指導者として非情な選択を強いられる。一方ディラムでは、義母である正妃に疎まれた領主の息子サイードが、すべての権利を剥奪され奴隷に身を落としていた。…そして運命は謳う。自らの選びし皓き道を往け、と―。沙と湖水の織りなすヒロイック・ロマン、感動の完結巻。
著者等紹介
朝香祥［アサカショウ］
１０月８日生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あやか
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読了。2014/07/04
綾香
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前巻読み終わってから軽く10年くらいたっているので話がさっぱり（笑） でも読んでいる間にそういえばそんな話だったかも…と思い出したというか、話の流れで理解したというか。とりあえず完結。周りのアクが強いなー…主人公は頼りないけど周りの人々と環境に育てられていくタイプかな？ティルフの策略家ぶりがちょっと好き（笑） あとは主人公アルセスの兄ファランかなぁ…こちらも一筋縄ではいかない感じ。2014/07/04
punto
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追記。2008/05/06
みとん
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前巻を読んでから、時間が空いちゃって、「あれ？これ誰だ？」みたいな状況で読み終わりました。ようするに、敵は内部から崩れたってことらしい。サイードもサルジュもサウラもジャウザー家の人に惹かれるって…。主人公なはずのアルセスは若干影が薄いし、っていうかサイードとかファランが存在感強すぎ(-.-;)アイシアとサイードカップルは納得いくんですが、アルセスとサルジュは作者の行き当たりばったり感が拭えません。キャラでは健全な腹黒さのティルフが１番好き。髪を切られたファランは、後のイラストでは髪が元通り！化物か!?2011/08/07
２４７
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ノンストップで３冊目突入。まさかこんなに楽しめるとは思っていなかったので３冊目までしか図書館から借りて来なかったことを後悔。あっちもこっちもばたばたしてきました！ この巻、陰の主人公はサイードだと確信。こういう設定、好きだー。続きを早く借りたい…！2011/07/06
