内容説明
アキテーヌの少年王ルネに嫁ぐはずの大公女マルガリーテが何者かにさらわれた。それが母・ハノーヴァー侯爵夫人の陰謀と知ったセシルは、オスカーの反対を押しきり単身ファーレンから公女をを連れ出す。かくして怪盗ローゼンクロイツとじゃじゃ馬公女の逃亡劇が始まった―。一方オスカーは公女の忠臣・ファーンと共にセシルたちを追うが、そこに再び、宿敵アルマンの影がちらつき…。大国の謀略と愛が渦巻く大人気シリーズ。
著者等紹介
志麻友紀[シマユキ]
8月31日生まれ。おとめ座。血液型A型
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感想・レビュー
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咲穗
5
由緒正しきお家柄、エーベルハイトの公女様との婚約が持ち上がったルネ。 ところがアキテーヌに向かう途中で行方不明になり… 女帝、に狐2匹に…とかなりキャラの濃さが渋滞模様…笑 ラストシーンまで完璧な面白さでした2020/09/15
じぇい
4
再読。ほぼ大公女マルガリーテが主人公。「ローゼンクロイツ」と「アルビオンの騎士」では怪盗ゆえの見識の広さと聡明さを見せていたセシルが愚かにさえ思えるのが少々残念。オスカーもじゃじゃ馬妻に振り回される夫、さすがに宰相としての腕(?)を見せてはいるけど。マルガリーテはかわいいんだけど、ややこましゃくれ感も否めないのでこの巻は飛ばしてよむことの方が多い。2014/04/22
浮草
0
またセシルに思いを寄せる人が!ほんに罪作りやな~2016/01/15
星落秋風五丈原
0
お転婆公女にふりまわされちゃう話。宿敵も登場。2004/03/31
punto
0
追記。2005/11/23
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- 和書
- 生気論と歴史の理論