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目次
佐藤真実ちゃんの主張によりますと。「もともと、あたしって、はっきり言ってフツーの女の子で。アイドルになれたコトのほーが、なんかのマチガイだと思うんです。あたし、17歳だけどォ料理には自信あったりするから。河野さんの、とびっきり理想の奥さんになるのって、そーんなに難しくないって考えてるんです。幸せになりまあす」てもマミちゃんのコメントに登場してる“河野さん”は、彼女のデビュー以来の担当マネージャーなんですよねえ。という、誰もが、ついつい芸能番組レポーターしたくなっちゃう、おもしろラブ・ストーリー、お届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるときんとき
9
佐藤真実17歳。アイドルだけど、マネジャーの河野悠29歳に恋をして。引退して結婚することに。 花嫁修行よりも、高校卒業をなぜ待たない?と思った。アイドルやめて主婦します!って。悠が新しく担当することになったアイドルの卵の子が非常識で、その子への偏見をその子の出身地とか属性に敷衍して考えてはいけないというのや、信じることが大事というのはその通りだなあと思いつつ、モヤモヤしながら読んだ。好きで好きでたまらないなら、せめて高校卒業まで待てばいいのにと。時代かなあ。平成元年発行。あとがきは久しぶりに風邪をひいた話2020/06/30