- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
あたし、志村桜子は、東京都内某お嬢さま短大の2年生。年が明けたら、すぐにハタチ。卒業に至る、ていう状況なんデス。あたしの親友で同級生の島崎澪も、すでにハタチになっている点を除けば、置かれている立場はおんなじ…。と思ったんだけど。ミオッてば、すでに“結婚”について現実的にシビアな問題として、あれこれ考えてるってわかって。あたしは、正直びっくりしてしまった。だって、あたしは。あたしの王子さまが、いつか、あたしの前に現れて「ボクだよ」て笑ってくれるはずだと、信じて、信じて…。