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内容説明
涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺たちSOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという苦行の真っ最中なわけだ。天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾。
著者等紹介
谷川流[タニガワナガル]
兵庫県在住。2003年、第8回スニーカー大賞(大賞)を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
120
長門が書いた小説がなかなか意味深でシュールだったり長門が初めて冗談を言ったり長門萌えとしては読みどころあれどちょっとパワーダウンの感じる巻。後の展開で波乱のありそうな伏線が張ってあるようだし大きな山場の前の間奏曲と見るべきか。2011/07/10
mitei
94
後から読めば分裂、驚愕に向かう前の予兆みたいなのも無きにしも非ずだが、編集長と犬の話。編集長は面白かった。もうハルヒあんまり力出してないなとは思った。2010/01/27
シ也
45
SOS団が文芸部として活動するエピソードは、文芸部に入った身としては笑ってしまうストーリー。くじで書く作品の内容を決めるのは中々にきついぞ。もう一つの幽霊探しはまさかの展開で、特にラストの古泉とキョンの会話はこれからがシリーズのクライマックスなのだと改めて実感させる。ラスト四冊、このまま突っ走ろう2016/05/25
まろんぱぱ♪
44
ここのところ、ハルヒのラブコメと化しているな(笑)二編ともハルヒが大好き?なモノでした。編集長⭐一直線は、ハルヒが、気になる?キョンの初恋を聞き出そうとするし(古泉談)ワンダリングシャドウは、大好きな動物のために活躍、でも、ほとんど長門ですが(笑)そーいえば「陰謀」の時も、放課後に来れなくなったキョンの、シャミが具合悪くなったという言い訳を素直に受け入れてましたし、ハルヒって犬とか猫とか好きなんですよね(笑)2017/07/09
ソラ
41
中編二つの構成。文芸部活動で長門有希が書いた作品の意味がなかなか気になる。幽霊の話はシャミセンが再び。また喋りだしたりするのだろうか。2015/02/28