- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
幻にしておきたかった自主映画だとか突然のヒトメボレ告白、雪山で上演された古泉渾身の推理劇や朝比奈さんとの秘密のデート。SOS団を巻き込んで起こる面白イベントを気持ちいいくらいに楽しんでいる涼宮ハルヒが動揺なぞしてる姿は想像できないだろうが、文化祭のハプニングであいつが心を揺らめかせていたのは確かなことで、それは俺だけが知っているハルヒの顔だったのかもな―。お待ちかね「涼宮ハルヒ」シリーズ第6弾。
著者等紹介
谷川流[タニガワナガル]
兵庫県在住。2003年、第8回スニーカー大賞“大賞”を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューを果たす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
157
学園でありがちな楽しい思い出の玉手箱。戻ってみたい過去を思い出すような作品。『ヒトメボレ…』が良かった。淡くて甘酸っぱく、て恥ずかしくて、大切で、でも思い出したくない一面もある青春の1ページ。今回は大仰なSF感が無いうえにハルヒの存在感も薄くなったが、逆にキャラたちに近づけた気がする。2021/04/27
海猫
116
映像映えしそうな話が多かったのでアニメ化されたものを見るのがまた楽しみだ。一気に6冊まで読んできたが一旦休憩するか次の陰謀よむべきか、どうしょう?2011/07/09
mitei
71
ここから表紙の絵のスタイルが変わる巻。ライブアライブとかこの辺までアニメ化されてたのでこの続きもして欲しいな。てか驚愕以降の巻を出して欲しいw2010/01/27
わか
63
今回もまたもや短編集でした。5つの短編が収められています。「ライブアライブ」ではめずらしくハルヒが動揺しています。良いことをして、人に感謝されたからです。いかに普段のハルヒが周りに迷惑をかけてるかって証拠ですね。「ヒトメボレLOVER」が面白かった!キョンのお友達が長門さんにヒトメボレしてしまうお話しです。ヒトメボレとおもいきや、そこにはちゃんとからくりがあって・・。長門さんのラストの言葉がとても人間らしくていいなーと感じました。長門さんがどんどん宇宙人から人間よりになってきています。長編が読みたいな。2015/04/22
しゅり
44
「知らないこと」を知ってしまった状態というのは、そんなに悲しいもんかね。知らないことは確かに恥ずかしいし、それを無能だと捉える人もいるだろうけど、そんなに悲観することでもないのではと思った。面白かった。2024/10/03