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内容説明
徐々に一之黒亜梨子の身体を侵食してきた、銀色のモルフォチョウ。亡き親友・花城摩理の死後、亜梨子に取り憑いたその“虫”はついに、“かっこう”・リナ・ハルキヨの三人を呼び寄せる。誰よりも強い“虫憑き”の証“一号指定”を受けた彼らが揃うとき、亜梨子は摩理がモルフォチョウを自らに託した、その真相を見つける!だがその直後、怒りに震えた摩理に身体を奪われてしまい―!迷子の虫憑きたちが紡ぐ、緊迫の第7弾。
著者等紹介
岩井恭平[イワイキョウヘイ]
某大学理工学部卒業。茨城県水戸市在住。第6回角川学園小説大賞にて優秀賞を受賞。『消閑の挑戦者 パーフェクト・キング』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろりん
4
bugの方もようやくここまできた。これどういう結末になるのかなと思っても本編の現状を考えると、うーむ…。亜梨子がいい子なだけになー。あと先生の話も書かれていて、どうして2匹の虫憑きを生んだかの経緯もありますね。こういう理由でハルキヨに罰を受けたいって言って、ハルキヨも同類だって判断したんだな。最終巻は決戦と答え合わせか。どんな終わり方するか楽しみでもあり、予想がつかないところもあり。2015/08/08
あわうみ
3
再読。ここまで来てようやく亜梨子と摩理がなぜこのような状態になったのかが分かりました。この日常が崩れそうでかろうじてくずれない雰囲気が好きです。次で終わりなのが名残惜しい。2014/06/06
cuz.
2
強い虫憑きが並び立てるなら、世界は変わるのかな?これからに期待。2014/08/28
りべちん
2
★★★★☆ bugシリーズもいよいよ大詰め。最強の虫憑きである3人が集いどのような結末を迎えるのか楽しみです。また、“先生”のエピソードで“三匹目”についての話が自分の中で一気に繋がったので、この感想を書いている今非常に興奮しています。本当に最高で最悪なシリーズだ。2012/11/06
こんこん
2
誰もがそれぞれの動機を持って、一つの場所に集っていく。本編が本編としてある以上、その結末は約束づけられているとしても、ここに一つの夢が産まれようとしていたのは、紛れもない事実。あと、一冊。2009/06/28
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