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内容説明
夏休みのある日、豊花あてに電話が入った。中学時代に仲良しグループだった榎本沙織が家出をしたという。彼女の行方を探すため沙織の部屋を訪れた豊花と京介。ところが全身黒ずくめの男が窓を蹴破って侵入、豊花を連れ去ろうとしたのだ―「具現屋」と呼ばれるその男と沙織の繋がりは?術者である京介と豊花をつけ狙うその理由とは!?“願い”を操る最強の敵が京介と豊花の前に立ちはだかる、人気シリーズの長編版第4弾。
著者等紹介
椎野美由貴[シイノミユキ]
1977年生まれ。埼玉大学中退。第6回角川学園小説大賞において大賞を受賞、デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有無(ari-nashi)
2
再読。願いを叶える「具現屋」登場。「助けたい」と言う思いは本物なのに、その為に何でもしてあげられるわけではないし、「現実は楽しい」とは誰も言えない。みんな自分の事情があって、突き放したり忘れてしまう時もある。京介は願いのために、満身創痍で「思ったより楽しくない現実」を生きていく。一応、少しは前向きになったのか。遠峰は相変わらず胡散臭いけれど、自身の強力な職権を乱用せずに、組織を乱さない範囲で精一杯頑張っているのかな。2021/05/16
縁栞
1
★2 杖、高っ!? 彼は20代まで生きれるのか…w2017/05/16
佳蘋(よし)
0
再読。
鑑真@本の虫
0
なかなか良かった。京介は、毎度怪我だらけなくらいに頑張ってるのに、豊花はあまり活躍しないね。京介が好きなわけだから、構わないけどさ。2012/07/06
山道
0
★★★★★2005/10/28