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出版社内容情報
林 トモアキ[ハヤシ トモアキ]
著・文・その他
ともぞ[トモゾ]
イラスト
内容説明
残りわずかとなった聖魔杯の紋章を求め、大陸中に大きな影響力を持つ神殿教団を訪れたマヒロ。しかしそこでは、急進派の枢機卿だったクラウディスが新たな教皇となり、“聖戦”を発動していた!各地に聖騎士が派遣され、動乱の渦に陥る教団領内。一方、追われる身となったマヒロたちは、戦火を避けつつ、すべてのきっかけとなった、教団の最重要人物“預言者”に出会うが―王道“系”ファンタジー、第一部衝撃のクライマックス。
著者等紹介
林トモアキ[ハヤシトモアキ]
新潟県出身、昭和54年9月17日生まれ。新潟工科専門学校自動車工学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
27
怒涛の展開とはまさにこのことと言えるくらいの動きを見せ第一部は終了。いやぁ、すごいな。衝撃の展開が続き最後の引きもまた強烈。これまでの冗長な展開が嘘のようだ。広げに広げた風呂敷のたたみ方が上手すぎます。今までの展開を無駄にするかのような預言者の存在。帝国と中原というステージを完全に無視するとは思わなかった。これ第二部どうするんだ? どのような結末を迎えるのか今から楽しみすぎる。2014/03/19
柏葉
11
おっおっおもしろ!リアルに手に汗握ってて、閉じてみたら表紙が湿ってた!第一部完結に相応しい筋とラストでした。圧倒的な力、ってのが一つのキーワードかも。マヒロと紋章があれば、帝国が奮った暴力くらい簡単に出来る。でも約束というかルールがあるから使えないし使わない。ある意味ジレンマ。勇者ランデルディーもアンゼリカも、シリアスカッコいい面が見れた。次巻はほのぼのボケツッコミが見たいです。2012/02/11
晦夢
8
これはすごい、これは。第一部完。衝撃の展開に次ぐ衝撃の展開。最後は鳥肌だね。預言者好き放題しすぎだろ。皆がそれぞれの思いを胸に戦った、それを預言者がすべて無に返した、それが1番残酷だよな。ついに大きく動いた物語。中原が崩れてマヒロは帝国に連れていかれ、これからどうなるのかすごく楽しみ。2013/12/15
死屍発苦
8
再読してるとあのシーンを超展開という人たちが多くて残念。 あれ実は、前シリーズで主人公たちがやっとこさ封印したラスボス邪神が、 さらっと復活したって展開なだけなんだけどなあ。 魔王に対抗しようとして同じくらいやばい邪神が復活したわけです。 面白いよね、この作品。2012/07/18
餅屋
7
天界クロニクル23冊目、表紙は預言者と聖騎士長▲神殿教団では急進派の教皇が聖戦を発動していた!聖魔杯の紋章を求めて奔走『預言者』に出会う‼▼シリアス!シリアス‼シリアス⁉『マスラヲ』最終回と同様の盛り上がり♪『お・り・が・み』の古老たちのオモチャ箱なのか?ジェフがカッケー…ここまでのキーマンとは予想外!真の自分を知る…通じ合えた存在を失ったマヒロが心配⁉あとがきによると「第一部・完。マヒロたちの戦いはこれからだ!」とな…ゼンラーマンは負けていないぞッ‼王子が負けを認めなければ負けじゃないしぃ(2010年)2025/05/19