- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
出版社内容情報
林 トモアキ[ハヤシ トモアキ]
著・文・その他
上田 夢人[ウエダ ユメヒト]
イラスト
内容説明
伝説にまで成り上がった「聖魔杯」から数ヵ月、普通の社会復帰に失敗したヒデオは宮内庁神霊班に就職する。しかしそこでの仕事は、人々の悪意から生まれた悪霊を、人間にとり憑く前に祓うというもの。精霊に知り合いはいても、お祓いのスキルはまったく無しのヒデオはいきなり大ピンチ!先輩にして巫女の睡蓮に厳しくしごかれる日々が始まる。さらに、今度は闇属性のゴスロリ精霊少女に憑かれてしまい―前途多難の第二の人生、開幕。
著者等紹介
林トモアキ[ハヤシトモアキ]
新潟県出身、昭和54年9月17日生まれ。新潟工科専門学校自動車工学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
28
お・り・が・みの続編マスラオの後日談。目つきが悪いだけで内面はただの引きこもりがまた色んなトラブルに巻き込まれに行く話。マスラオと比べるとパンチが足りないけどヒデオのハッタリは健在なので面白かった。前作、前前作から沢山キャラが出ているので非常に賑やかですね。ウィル子の出番が少ないのは残念ですが色々と大風呂敷になっていく要素がたくさんあるし次巻以降も期待してます。2014/12/30
じお
12
★★★☆☆ 聖魔杯を終え就職活動に励むヒデオだったが、ことごとく不採用となり、鈴蘭達の推薦を受け宮内庁神霊班に勤めることになる、巫女萌え異能日常コメディ。「マスラヲ」から続くヒデオが主人公とし、新キャラもとい「おりがみ」に登場していたらしいメンツを加えた、社会人コメディ編。聖魔杯とは違い、自分から積極的に戦ったり、変化を見せようとはしないものの、以前の経験値から少し頼もしかったり主人公っぽいところ、地味にモテ体質を見せるヒデオの成長が嬉しい。まぁヒキニパ神に全て持っていかれてる感はありますが2021/09/15
あなほりふくろう
9
思った以上にボーナストラックで、「お・り・が・み」再読から一気にマスラヲまで駆け抜けてきた俺大歓喜。「何もないよりは、何かあったほうがいい」ヒデオが相変わらず暗黒面抱えてるのが...だけど、こんな言葉が出るくらいには成長してる。そして恐るべし超極絶神ヒキニパ様、うしろで精霊二人がドンビキしてるぞw2012/06/20
ナカショー
8
マスラヲから続くビデオが主人公の新シリーズ。今回はマスラヲのようなスカッとするようなバトルは今のところ鳴りを潜めているけど、睡蓮や翔香など『お・り・が・み』からお馴染みのメンバーが登場してファンには堪らない。ビデオのハッタリを効かせた爽快なバトルがまた読めるか期待です。2020/12/06
餅屋
7
天界クロニクル22冊目、表紙はサブタイの面々▲「聖魔杯」から数か月、伝説になったはずのヒデオだったが、やっぱり就職に失敗。宮内庁神霊班で、苦難のセカンドストーリーが…▼職に就いたヒデオの述懐…これは『マスラヲ』精霊サーガつなぎの第二部でもあるが「フルバトルメイドアクション」につづく「みこみこ☆ぱにっく♡らぶチュッ☆チュッ」そう『お・り・が・み』主人公の妹君「横文字をなんでもひらがなっぽく発音する」睡蓮が公務員になってヒヨッコのピィピィを鍛えながら「あしきけはぁい…」と戦う話でいいんじゃない?(2010年)2025/05/11