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内容説明
マガザン帝国との全面対決をしのいで、ほっと息をついたマイドとアウトニア軍。だがそのころ、人類が初めて出会う異種知的生命体―エイリアンが、人類圏めがけて「伐採」さながらの侵攻をかけていた!人類最新鋭の兵器すらもまったく役立たない状況の中、マイドはエイリアンの進む先に王女メイのいる辺境惑星があるのを知って!?「命を投げ出しても彼女を守る。それが僕の使命だ…!」待望の「でたまか」シリーズ新章がスタート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
7
あまりに一気に読んだので感想は最終巻に(え2014/01/13
Humbaba
6
命の価値は平等なのか.建前として,誰のものであっても平等であると言うだろう.しかし,実際にはそれぞれの人毎に異なった優先順位が存在する.その人を助けるためならば,文字通り他の何を失っても良い.その心が本当に純粋なものであれば,周囲もその無茶を認めてくれることが起こりえるだろう.2012/01/04
呉藍
5
アウトニア再興はもはや行間で成される予感! 副題からして不思議なのはもう考えないようにしよう、そうしよう。ともあれ内容は実にシビア。新章はついにアウトニアがどうこう、帝国がどうこうという段階をすっとばしての構図のようです。特に後半で繰り広げられる人間と亜人の描写は、本当に心痛い。それを不幸だなんて考えないように作ったのもまた人間っていうのが……うぁー。2012/11/12
浮草
4
また護る対象が増えてる。そして人類の敵、交渉不可の存在はここからはじまったのね〜と「宇宙軍士官学校」シリーズへのつながりを見ました。2018/06/14
Humbaba
3
自分の言を信じて、その生命をとして守ってくれた相手がいる。その相手に報いるためには、相手の信じたことが真実であると証明する以外に道はない。命を散らしてしまったという事実はどうやっても変えようはないが、そこに込められた意味は残された人間の行動によって変化させられる。2015/09/17