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出版社内容情報
歴史の陰で人知れず死闘を繰り広げてきた霊力を持つ美しき少女達。その戦いが大きく動き出そうとしていた。アクエリアンエイジ-水瓶座の年、大いなる変革が訪れる-その言葉どおり伝説の鬼姫・鈴鹿御前が今、甦る。
内容説明
君は知っているだろうか?男達が築き上げてきた戦いの歴史の陰に、人知れず死闘を繰り広げてきた美しき戦士達の姿を…。霊力を持つ彼女らの争いの歴史は古く、日々積み上げられていく。そして今、その戦いは大きく動き出そうとしていた。アクエリアンエイジ―水瓶座の年、大いなる変革が訪れる―その言葉を裏付けるかのように伝説の鬼姫・鈴鹿御前がこの世に蘇ろうとしていた。“妾は幾度でも蘇る…鬼の血がある限り…”。
著者等紹介
中井まれかつ[ナカイマレカツ]
1971年8月19日生まれ。O型。読書とゲーム三昧の浪人生活後、酒浸り、ゲーム浸りの大学生活を送る。あまり卒業したくなかったらいしいが、大学院受験に失敗、追い出される。その後、ネットゲームのマスター、ライター等を経て、1999年、T.C.G.『アクエリアンエイジ』ゲームデザイナー&原作者に。面白い本を読むこと、面白いゲームをやることが趣味
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鑑真@本の虫
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歴史の影に女あり。 水瓶座の年に起こると言われる大いなる変革を裏付けるように、蘇るは伝説の鬼姫・鈴鹿御前。まるで原作を知らないのだが、ゲームノベライズのオリジナルストーリーらしい。 歴史の表舞台には現れない勢力──日本妖怪に西洋モンスター、超能力者、魔法使い、精神干渉者、マッドサイエンティストなど──たちが鬼姫復活を契機に入り乱れ、衝突する。 闘いの描写やキャラの心情が巧みに描かれており、純粋に読みやすかった。 予想以上に骨太な勢力抗争になっていて、個人的には好み。2014/09/05