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内容説明
思わぬアクシデントからハル子の唇を奪ってしまったナオ太は、それを目撃した父・カモンから彼女を賭けた決闘サバゲーを申し込まれる。くだらないと思いながらもハル子に頼られまんざらでもないナオ太。だがそんなナオ太とハル子の関係を見たマミ美の態度がちょっとおかしい。これはもしかしたら―嫉妬なのか?うれしはずかし暴走アニメの小説版第3巻。ちょっとせつない感動巨編(?)で、ついにフィナーレを迎えます。
著者等紹介
榎戸洋司[エノキドヨウジ]
1963年9月27日、滋賀県生まれ。脚本家。「美少女戦士セーラームーンS」でデビュー。「同・SuperS」でシリーズ構成を務める。他に「新世紀エヴァンゲリオン」(脚本)、「少女革命ウテナ」(シリーズ構成・脚本)、小説に「少年王」(角川書店)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
25
ブックオフで遂に発見。…なんか解らないけど泣ける小説。どうしようもない、とても青臭い、でも輝いたものが詰まっている。これを見て流れる涙は?輝きがまぶしいから?それともこの輝きをもう解き放たれたから?…アニメ見ようかな。前に見たのは2年前。また何か違った作品になっているだろうか?2010/11/09
iwtn_
3
クライマックス。やはりあの曲が脳内で再生される。微妙にアニメとその後?の描写が違う気がする。順序だけかもしれないが。映像で表現されなかった部分を補完するための小説というメディアは確かに有効と思う。しかし実は小説から入った自分としては映像表現の面白可笑しさというのも強烈なもんなんだなぁと感じたことを思い出す。入手困難になっているようなので、Kindleで手に入るようになったのは何より。またいつか読み返すのだろうか。映像の方は結構配信されたし、そういや新作もあったけど、パッとしなかったな。思い出補正?時代?2024/01/19
鯨、或は山田
1
クライマックスでは、アニメを補完するというより、それより深くつっこむ感じに。アニメでは勢いやリズム感のために省き気味だった人物の彫り込みや設定の説明をしっかりこなしている。ナオ太目線のアニメと、三人称視点のノベライズという立ち位置がしっかりしていたのが良かった。2014/09/04
なにがし
1
久々に引っ張り出して再読。あとがきの日付に、あの青臭いかっこよさに痺れたのがもう10年前かと遠い目をしてみたり。自分の大人ごっこはまだ続いているのか、知らずごっこじゃなくなってたのか。近いうちにもっかい観よう。2010/10/23
ぶち
0
原作のノリと勢いで突っ走った感で設定がいまいちよく分からなくて試聴後も「結局このアニメは何なんだったんだ?」という謎がある程度解消された。ノベライズとしての作中の設定の補完は十分にされている。海苔眉毛が重要なアイテムだとは知らなんだ。アニメ続編の製作も決定したが出来るまで安心できない昨今のアニメ業界事情。頑張れGAINAX。2016/12/05