角川文庫 角川スニーカー文庫<br> ぼくこい

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角川文庫 角川スニーカー文庫
ぼくこい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044192242
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

学校が終わればいつも向かうのは有馬の家。そこはアニメとゲームと漫画に溢れた、ボクたち奥手な男子4人組の楽園。だが有馬のお姉ちゃんが、「夏休みまでに彼女ができなかったら、部屋を出て行け!」と宣言してきた。えぇ―!?彼女欲しくないし。作り方なんて知らないし。その日からボクらの“彼女作り”が始まった!クラスで部活で河原にて、ときめく女の子を探し続ける。果たしてボクたちに彼女ができ、楽園を守れるのか。

著者等紹介

森橋ビンゴ[モリハシビンゴ]
第3回えんため大賞を受賞し、ファミ通文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

23
【★★★☆☆(そうか、そうきたか)】良くも悪くも童貞たちのご都合願望を破壊してくれる作品(笑) 東雲侑子シリーズ等とはだいぶ毛色の違う雰囲気ながら、これはまさしくラブコメへのアンチテーゼというかひねくれ者な森橋ビンゴ先生らしい作品です(褒めてますw) まあ吉川くんも有馬も勝手に勘違いして勝手に舞い上がってただけだから自業自得なんだけど、これはとんだピエロじゃねーかっ!とw 現実なんてこうだよねーというほろ苦いオチながら、最後には救い(?)のようなものがあってよかった。部長の小物ぶりもある意味不憫で泣けるw2014/07/21

わたー

18
オタクな主人公たち4人が、友人の姉の横暴でたまり場を奪われないようにカノジョを作ろうとする物語。表紙からはライトなラブコメの雰囲気を感じるが、ヒロインが既に彼氏持ちだったり妙に思わせぶりなだけだったりと、リアル寄りの展開になっていて、一筋縄じゃいかない感じが著者らしいなと。ラストでは仄かにラブコメが始まりそうな気配もあるので、今でも続きを待っている。

ナギ

12
ひょんなことから冴えない高校生たちが恋人作りに奔走する話。イラストの雰囲気と違い、結構エグいストーリー。でも現実はもっと残酷だし、後処理とか大変ですからね。リアルっぽくはしつつも過度には近づけない、バランス感覚に優れた良い小説だと思いました。2013/12/16

三毛招き

6
ラノベらしからぬオチ。しかし、この甘酸っぱさはラノベ(というより青春小説)らしい。/つまらなくはないのだけど、ラノベらしさとラノベらしくなさがあまり良い感じで混ざってない。どこかしらちぐはぐな印象を受ける。2012/05/26

おとす@普通列車で通勤読書派

6
意外な結末。 でもこれはこれでありでは無いか? ライトノベルでありながら、異色のテーマで、面白かった。 甘酸っぱさ(?)が短い中に良く描かれてると思う。2012/04/28

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