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内容説明
OZの懐柔策による宇宙進攻で、ガンダムのパイロットたちは孤立へと追い込まれていく。「戻りましょう、宇宙へ!」反攻を期してコロニーへ帰還する5人。だが彼らはあまりに記憶と隔たってしまった故郷の姿を見る…。一方、ゼクス離反後のOZもまた次第に不協和音を奏ではじめる。宇宙に満ちる狂気は、禁断のWガンダム0を闇から呼び起こすか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
7
舞台は宇宙に上がったものの、前巻に引き続き、あるいは前巻以上に辛い展開ばかり。デスサイズは破壊され、カトルは家族を失い、さらにはパイロット同士での戦闘、と改めて読むと相当ハード。新たなるガンダムであるウイングゼロも衝撃的な登場で、こればっかりは熱い展開とも言いがたい。しかしデスサイズとシェンロンの後継機登場は盛り上がるところで、後半に向け少しずつ上向いてきた感ある。トレーズの思想が出てくる場面も増え、OZも単なる敵役とも言い切れなくなってきた。2022/09/08
佐島楓
5
ようやく面白くなってくる。ガンダムパイロットたちそれぞれの孤独は計り知れないものがある。2012/01/21
蕭白
4
久しぶりに再読。いい時間が過ごせました。2025/08/08
Humbaba
2
人はそれほど強いものではないため,簡単に状況に流されてしまう.そして,状況に流された結果に対する責任をとろうとしない.積極的な悪意ではないかもしれないが,そのような悪意こそが最も凶悪なのかもしれない.2011/04/30
森矢司
1
ウイングゼロの登場によりいよいよ物語の方向性が定まってきた感じがします。しかし、ここまで前半の主役機でありながらほとんどウイングの活躍がないとは…。2013/10/01