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内容説明
「アニキぃー、好きじゃあーっ」大宇宙ボディビルコンテスト九連覇を果たしたボ帝は『聖マッスルの宝』獲得のため、ユウトウ星のイダテン神殿を強襲した。神殿の見習いユウは、偶然、『宝』へ到る鍵を手にいれるが、それはテカり輝く筋肉を持った二人の舎弟、アドンとサムソンだった。大人気異色筋肉ゲーム、オリジナル作品としていよいよ登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?
10
格闘の神、イダテンを崇拝する青年ユウ。ある日、祠の封印を解くと自分がイダテンの姿になっていて、封印の解けたアドンとサムソンに追い掛け回され、ボ帝ビルを討伐する羽目になり・・・。 漫画版とはまた違ったバカっぽさが笑いを誘う。特に2ページ丸ごとほぼ「筋肉」で埋め尽くされてるのは必見! 2018/12/18
樺太労働局
1
宇宙一の肉体を持つ男、ボ帝ビルの凱旋を祝うボ星の大群衆、彼らもまた全身これ筋肉!作者はそれを視覚的に表現すべく…見開き二ページを「筋肉」の文字で埋め尽くしたのだ!…これが私とタイポグラフィ技法の出会いであり、大学受験で疲弊した心身を底抜けの馬鹿馬鹿しさで癒した思い出の一冊でもある。敢えて読む意義があるのかはさておき、執拗な筋肉ギャグと小ネタ・内輪ネタをちりばめた地の文は今でも結構嫌いじゃない。それにしても「プロティン入りふりかけ」が実在するなんてね…2015/02/25