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内容説明
「うさぎの穴」のメンバーが次々に襲われた。相手は人間の女に抱かれた赤ん坊妖怪。濡れ女・未亜子の夫であり、子供でもある海赤子だった。かつて未亜子に殺されたのだが蘇り、彼女を取り戻しにきたのだ。未亜子は何も語らず姿を消し、彼女の現在の恋人である八環と、かなたが後を追った。一方、海赤子は、再び海底で未亜子と暮らすため、東京を海に沈めてしまおうとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chi.
4
今回は未亜子さんと八環さんのエピソード。出てきた妖怪は海赤子。未亜子さんの正体が濡れ女ということが判明。濡れ女と海赤子の関係が親子だったり恋人同士だったりと少し複雑?2017/10/10
あにこみつとくん
4
妖怪ネットワーク《うさぎの穴》のメンバーが次々に襲われる。相手は闇の妖怪ネットワーク《ザ・ビースト》と「海赤子」、彼らは東京を海に沈めようとしていた。嵐の迫る東京で、《うさぎの穴》と《ザ・ビースト》の決戦が始まる。シリーズ七冊目の今回は《うさぎの穴》最強の妖怪「濡れ女」未亜子の知られざる過去と、「烏天狗」八環の絆をメインにした友野詳の長編『闇より帰りきて』2013/07/21
みにゃー
1
再読。面白かった。大人の話。2019/05/25
黑猫
1
2019年1月9日読了2019/01/09
こわっぱ
1
妖魔夜行シリーズもやっぱり友野作品が珠玉なんじゃないかと思うのです。当時高校生だった僕は乏しいお小遣いでシリーズを買いあさっていたなぁ。本作品も普段物静かな美夜子の様々な一面が見られ、展開も息をつかせぬもの。ラストのバトルも素晴らしかった。