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内容説明
幼くして父を亡くした少年ロエンは、父の友人ラーナに引き取られ、イユマの魔道師ドゥーバルを訪ねた。父のような魔道師になるため、ドゥーバルのもとで修業を始めたロエン。その才能の豊かさに、兄弟子カジムはどうしようもない妬ましさを感じていた。次第に膨れ上がる嫉妬に、カジムの瑠璃色の瞳が暗い光を放ったとき、彼の内に「闇」の力が目覚めていった―。謎めいた美貌の魔道師ラーナの存在。そして、ロエンとカジム、二人の出会いが、光と闇の戦いの始まりを告げる。