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内容説明
大食いメイドのジャスミンが、突如芝居を観に行きたいと言い出した。タイトルは『D屋敷の憂鬱な~』!?まさかドラモンド家をモデルにしたもの?内容を確かめるべく、アルは一行を連れ劇場のある街へと赴く。そんな彼らの前にアルに一目ぼれしたという女優が現れる。彼女の出現を境にジャスミンの食欲は減り、落ち着かない様子!そんなジャスミンがアルは気になって―!!ドラモンド家に、呪いに負けない祝福がやって来る―。
著者等紹介
冴木忍[サエキシノブ]
8月24日生まれ。富士見書房から『銀の魔女』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
6
あっさりと3巻で完結。大食いの理由とかも解ったけど、それに搦めてのエピソードがもっと欲しかったなぁ…でも、呪いが無くなると、盗賊が押し寄せて不幸な大事件になる気配がするけど、もう終わりだからなぁ。もっと読みたかっただけに残念。2010/12/18
シュエパイ
3
どこかで『大食い以外特色の無いヒロインなんて前代未聞じゃない?』と笑われてたけれども、望まず全てを与えられ背負わされた主人公には、『大食いで、優しいだけの、何も抱えていない女の子』は、一番心安らぐ愛らしい女の子だったのかもなー、って思います。 まぁ、それはそれとして、『三十皿しかたべなかった?具合でも悪いのか?』と自然に話してるシーン、おかし過ぎてステキ!(笑)2010/03/14
菊地
3
特に料理が美味しい訳じゃ無く、ネタになるほど不味い訳でも無い地味な店を開いたけど、効果的な宣伝もしなかったため、誰にも気に止められないままヒッソリと暖簾をたたむことになった定食屋、みたいな作品でした。終わり方がまとまってたことが唯一評価できる点。2009/06/18
treefolk
2
作家キリーの言葉がすべて作者の魂の叫びに聞こえてしまう。あと、確かにもう2,3エピソードは欲しかったね2010/09/24
ユウ@八戸
1
大食いヒロインとツンデレ主人…。もうちょっとのんびり進んで、アルトゥースにはもっとやきもきしてほしかったかも。ジャスミンの癒し効果がハンパないです2011/04/28