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角川文庫
ダメな女と呼んでくれ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044125226
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

雑誌の企画にのせられて、パリのエルメスで買い物をしまくり、一カ月のカードの利用金額が、なんといきなり二五〇万円に!しかも普段はチミチミと貯金している倹約家の夫までがいつのまにか全額貯金を遣ってしまった!夫に何が起きたのか!?一体どうなる中村家の財政は?相変わらずの浪費と後悔と前借り生活から、ダイナミックな虚言癖をもつ友人や愛すべき天然ボケOLとの交友録まで。笑いあり、涙ありのダメ人生をつめこんだ借金女王の大爆笑ハイパー散財エッセイ。

目次

中村うさぎのビンボー日記(『Chou Chou』は目の毒?“全米大流行”のジュース・ダイエット挑戦;プププのプ!うさぎが感動する名シーンはちと違う!;バカなヤツにだけ神様がくれるご褒美…;こんなカン違い男あなたの周りにもいるハズ…ない!?;怪しげに舞う少女恥知らず人生の原因は母だった! ほか)
そこのけそこのけうさぎが通る!!(ウンコ漏らすか、手首を切るか!?;父よ、あんたはケチだった!;妻は金策、夫は貯金;超能力なんか、いらない!;哀しい嘘をつく男 ほか)

著者等紹介

中村うさぎ[ナカムラウサギ]
同志社大学英文科卒。『ゴクドーくん漫遊記』シリーズ(角川スニーカー文庫)で小説家デビュー。近年は、ブランド物大好き女王様エッセイストとしても著名
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

75
「25ans」で特集されたという「パークアヴェニュー・プリンセス」。現代女性の理想の姿として絶賛されたという、リッチで知的で洗練されたNYの女性たちの呼称とか。生まれ持っての上流階級に知性と美貌を併せ持ち生き生きと生きる彼女たちが放つ「トレンドを追うわけではない。ライフスタイルに流行がついてきただけ」。あっちゃんに先駆けたパーフェクト・ヒューマンがここに!!!笑。昔さんまさんがネタにしてた、大竹しのぶさんの映画「黒い家」も気になるし、今回はバラエティ豊かなエッセイでますますうさぎ節にどっぷり。2016/05/19

フユコ

6
今まで読んできたエッセイの中では結構真面目に思えた。父親の虫の知らせがすごいし、夫のプレゼントもすごいと思った。あとがきより「私は真剣な人間が好きだ。一生懸命な人間ではなく、真剣な人間。ただ、がむしゃらに剣を振り回すのではなく、常に抜き身の剣を構えて腹をくくり、自分の人生に真正面から対峙しようとする人間。そんな人間になりたいと、心の底から願っている。」2015/02/15

fumikaze

5
単行本で読了。2025/06/24

nabeko

5
何かとお騒がせな中村うさぎさん。ちゃんと読むのは初めてかも。2000年頃に出たエッセイですが時代の古さなどの違和感なく、自分をむき出しに生きてる感じが読んでてすっきりする。ちょいちょい出てくる「う○こ漏らしちゃった事件」が激しく気になるが別のエッセイを読まないと詳細がわからないらしく残念。う○こ事件のために読むか悩む(笑)自殺騒動を起こした友人に対して「こっちはう○こ漏らしたんだぞ~私のが死にたいわ」と心の中で絶叫する話が好き。下品な感想になりましたが、面白いエッセイでした!でも想像より毒舌じゃなかった。2015/02/06

まあやん

3
ここのところ、立て続けに中村うさぎさんの本読んでる。何とも正直で本音全開で、なおかつ真面目(?かな?)で、真剣に生きてる人だと魅了されてしまった。なぜ人を殺してはいけない?に納得の解答、ジュニア向けの本に掲載されたエッセイだと聞いてすごーいと感心した。薄っぺらな処世術的なものよりうーんと濃い。2023/03/01

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