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内容説明
俺は、当然下心もあって、崑崙山の白虎神に会いに行くことにした。魂と身体がバラバラになっちまった俺たち(俺、ルーベット、ジン、プリンスと悟空)が元に戻るには、これしか方法がねえ。途中、パンダ仙人は赤ん坊の俺を産み落とすし、入山の試練ときたらメチャクチャもいいとこ。白虎神のヤツ。よくもこんだけイヤがらせを考えつくもんだぜ。そのうえ「そなたはホトケ一族と戦わねばならぬ」だと。“チンゲンツァイ国編”ひとまず完結の超人気シリーズ第6弾登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美亜希
2
弥勒を部屋から出す件のゴクドーくんの言葉は滅茶苦茶な理屈ながらも説得力があるのは、それが恐らく作者の中村うさぎの持つ人生観からもたらされた言葉だからなのかなぁ…。ひとまず広げまくった風呂敷はなんとなくたたまれ、イナホ国から続いたホトケとの因縁も一件落着。しかしゴクドーくんは相変わらず不幸のまま…それにしてもゴクドーくん、6巻中半分以上は女体で生きてませんか?と気まずいことに気がついてしまい…2015/10/25
K-Wing
0
あそこまでごちゃごちゃしていたのを力技でねじ伏せる、ゴクドークオリティ。 2014/04/06
水火
0
アニメって意外と修正してたんだなぁ。まぁあのゴクドーの異様な説得力は変わらないけどね。2012/11/04
ポラオ
0
■中村うさぎの作家性が確立されてきたのはこのあたりからか。収拾つかないくらいしっちゃかめっちゃかになってたストーリーをまとめ上げる豪腕さはすごいというかなんというか笑2024/01/01