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内容説明
宇宙世紀0079。地球連邦に対し独立戦争を挑んだスペースコロニー国家「ジオン公国」は、人類の半数を死にいたらしめた。そし半年。連邦軍が開発に成功した新型モビルスーツ「RX・78ガンダム」により、戦局の均衡は崩れた。じりじりとジオン公国の防衛ラインに進攻する連邦宇宙艦隊。だが、迎えうつジオン軍の中にあって、エースパイロツト、シャア・アズナブルは新たな展望を見出していた。ガンダムのパイロット、アムロ・レイはそれにどう応える?―遠大なる「ガンダム・サーガ第一部」衝撃の完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
え?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルこの三巻で綺麗に終わってる。あとがきの著者の続編のへの苦悩は、、いまならそれはそれでアリだと言えるが。当時ではどうだったんだろう?2025/02/09
姉勤
18
仮に、人間の生活圏が宇宙空間に及び、無尽に人が増殖を続けるならば、”ヒトラーのしっぽ”と評されたギレンの様な、淘汰や大虐殺を無理矢理経験させ、生き残った人類の意識を変えさせて、強制進化させようとする考えや、逆に環境変化からの偶発的認識力の拡大に任せようという、アムロたちの様な天然の進化が試考される事は、現状地球に活きざるを得ない自分達には必須と思う。しかし、物語では双方の道は破綻した。「後は、各自考えなさい」な結末は、著者の他の作品に共通したもの。氏の創造する物語のロボットや生体マシンは隠れ蓑に過ぎない。2013/06/04
豚山田
15
あとがきにて著者が「自分の不明を恥じる」とまで述べた完結編。仰ることは理解できますし、これだけの作品ですからアニメの視聴者の方に気を配らねばならぬことも道理でしょう。しかし「あえて言おう! これは小説であると!」…書かなきゃ良かったか…? と、とにかく僕が言いたいのは、小説版の読者はきっと異なる読み方をしたでしょう、ということ。つまり何故「Zガンダムの小説版を本作の続編としなかったのか」。そして「こちらこそ正伝、と本読みのちっぽけな虚栄心を満たしてくれなかったのか」。それ程に完成された三部作でした。完璧。2014/09/10
HIRO1970
14
⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。2005/09/23
to_chan
13
ここまで違うお話だったとは。一度も地球に降りないし。一本の小説として完成度高い。現代日本でオタクとして生きていると不可能だが全くアニメの知識なしでこれを読んだらどんな感想を持つのか興味深い。 特にZ以降はただのヤバい人と区別がつきにくかったニュータイプな人たちも心の動きが見えてとてもクリア。敵と哲学的な会話とイチャイチャをしながらMSでドンパチしてるアニメでは見えにくいニュータイプ像がここに。2025/04/15