内容説明
「すべてのものは滅び行くものである」（釈迦）、「本来無一物」（慧能）、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」（親鸞）。自分が小さく思われたり、対人関係がぎくしゃくする時、未来への不安に囚われた時、一歩前へと背中を押してくれる珠玉の言葉を精選。釈迦やその教えを体現する空海・最澄・法然・道元ほか高僧たちの言葉、そして日々の生活の中に生きる仏教の言葉に触れながら、より良い人生へのヒントがもらえる案内書。
目次
第１章 釈迦・インド仏教（生きているものの尊さ―「天上天下唯我独尊」釈迦；許してこそ―「怨みは怨みをもってやむことなし」釈迦 ほか）
第２章 禅の言葉（全力で今日を生きる―「日々是好日」雲門文偃；働かざる者食うべからずとは大違い―「一日なさざれば、一日食らうべからず」百丈懐海 ほか）
第３章 日本の高僧ほか（「和」は太子の切なる願い―「和をもって貴しとなす」聖徳太子；すべての者が救われる道―「篤く三宝を敬え…」聖徳太子 ほか）
付録 生活の中の仏教（袖振り合うも他生の縁；牛にひかれて善光寺 ほか）
著者等紹介
瓜生中［ウリュウナカ］
１９５４年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ともとも
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ブッタを始め、その教えをひろめた高僧の言葉。 どれも、当たり前だけど少し難しい。 だが、一つ一つの言葉、意味、説明を読んでいくと それが厳しくもアリ、優しく温かくもあって、とても、心に響いてくる。 自分と自分の心と向き合いながらも、自分の生き方を見つめなおし 心をもっと磨かなければとしみじみ思わされてしまいました。 2016/02/28
Go Extreme
1
怒りを捨てよ 他人の過去を見るなかれ 愛は苦しみと表裏一体 諸行無常 因果応報 慈悲 六波羅蜜 忍辱 和を以て貴しとなす 聖徳太子 道心の中に衣食あり 最澄 仏法遥かにあらず 空海 厭離穢土欣求浄土 源信 南無阿弥陀仏 法然 悪人正機 親鸞 一切衆生は父母兄弟 親鸞 踊り念仏 一遍 朝に紅顔夕に白骨 蓮如 死ぬ時節には死ぬがよく候 良寛 天命に安んじ人事を尽くす 沢庵 無功徳 達磨 本来無一物 慧能 自己を習うは自己を忘るるなり 道元 正月は冥途の旅の一里塚 一休 衆生本来仏なり 正受 一期一会2025/04/19
