出版社内容情報
わかりやすい現代語訳と伝記で読む、日蓮の人と著作の入門書!蒙古襲来を予見し国難回避を諭した「立正安国論」、柱となり眼目となり大船となって日本を救おうと宣言する「開目抄」。混迷する日本を救済しようとした日蓮が、強烈な信念で書き上げた二大代表作。
日蓮[ニチレン]
著・文・その他
小松 邦彰[コマツ ホウショウ]
編集
内容説明
13世紀、打ち続く大地震・疫病・飢饉等によって深刻な社会不安が蔓延する中、法華経の行者である日蓮は、二大名著を著した。災厄を招いた原因の追究を通して外敵の襲来を予言した『立正安国論』、自らの運命を自覚し末世の導師となると宣言した『開目抄』だ。たび重なる法難に生命の危険を感じながらも法華経の行者としての自覚を深め、法華経の教えを広める日蓮の姿に、社会と宗教が連動する中世思想が浮かび上がる。
目次
立正安国論(災難の由来について;災難が信仰の誤りによるという経文の証拠;謗法の事実について;謗法の人と法について;法然の謗法と災難の原因について ほか)
開目抄(仏教と中国・インドの宗教思想の比較;法華経の二大真理;法華経の行者と受難;法華経の行者守護の必然;久遠実成の本仏釈尊 ほか)
著者等紹介
小松邦彰[コマツホウショウ]
1938年静岡県生まれ。立正大学大学院博士課程単位取得。立正大学仏教学部教授、立正大学日蓮教学研究所所長を経て、立正大学名誉教授。東京・池上法養寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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