角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

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角川文庫 角川ソフィア文庫
農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044094010
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「農的生活」を実践した藤本敏夫の27歳から晩年までのメッセージに加藤登紀子の書き下ろし「藤本敏夫が残したもの」などを加えた珠玉のエッセー。学生運動から転じ、日本の農業を変えようと「農的生活」を主張し、実践した藤本敏夫。彼が目指したものとは何だったのだろうか?大地に根ざした自立した生き方とは?農業のもつ可能性とは?自らの実践活動から得た農体験のすばらしさを通して、新たな生き方を提示する1冊。

目次

第1章 人間はこの時代に生きられるのか(生産力という神話;自然の破壊 ほか)
第2章 農的幸福論(21世紀型ライフスタイル『農的生活』;自然王国の自給ごっこ)
第3章 僕の少年時代は幸せだった(「現場」に聞け;貧困と幸福の幼年時代 ほか)
第4章 藤本敏夫が残したもの(人生の序章―一九六八‐一九七四;いまここからはじまる革命―一九七四‐二〇〇一 ほか)
第5章 農村回帰の時代―対談 甲斐良治vs加藤登紀子(若者はなぜ農村に向かうのか?;「お金って要らないものですね」 ほか)

著者等紹介

加藤登紀子[カトウトキコ]
1943年ハルビン生まれ。65年東京大学在学中、第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝、歌手活動に入る。66年「赤い風船」で第8回日本レコード大賞新人賞受賞。69年「ひとり寝の子守唄」、71年「知床旅情」で、それぞれ日本レコード大賞歌唱賞を受賞。環境問題にも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルンバるんば@シュビドゥバ~

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何十年も前からこのままでは人間が機械に支配されてしまう、と警告を発していた藤本氏は2002年までの世界しか知らないが、今の時代の人間をみてどう思うだろう。みんなが農的生活に戻れば全て解決、なんて私は思わないし、それが本当の幸せをもたらすかどうかもわからないが、将来のことなどいろいろ考えさせられた。何千人ものユーザーがいる読書メーターの中で他の誰にも読まれていないのは寂しい。「食」は人生そのものだ。2009/10/07

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