出版社内容情報
明治維新後の日本が列強入りをした日英同盟、破滅に追まれたドイツとの連盟。軍事外交史研究の泰斗が、日本の命運を決めた歴史的な選択を再検証。同盟国選定の要件と政策の意義から、近代外交の要諦を探る。
内容説明
世界の海を支配する、大英帝国と対等の立場で締結した「日英同盟」。明治維新後まもない日本の国際的な地位を一気に高めて、営々と続けてきた近代化と富国強兵の夢を実現し、念願の列強入りを果たした。しかし、大陸国家のロシアやドイツとの同盟が、日本を破滅の道に追い込んでいった―。軍事外交史研究の泰斗が、日本の命運を決めた歴史的な選択を再検証。同盟国選定の要件と政策の意義から、近代外交の要締を探る。
目次
日朝清三国同盟から日英同盟
日英同盟とイギリスの真意
日英同盟と日露戦争
イギリスの援助
日露戦争後の日英同盟
日本海軍の対英支援作戦
陸軍のヨーロッパ派兵要請と日本
アジア主義と日英中関係
離反する日英両国
ワシントン会議と日英米関係
第二次世界大戦と中国・ソ連要因
第二次世界大戦とドイツ要因
同盟の選択と国家の盛衰
著者等紹介
平間洋一[ヒラマヨウイチ]
1933年、横須賀市生まれ。防衛大学校卒、法学博士(慶應義塾大学)。護衛艦ちとせ艦長、第31護衛隊司令などを歴任し、1988年に退官。防衛大学校教授を経て1999年に退官。軍事史学会顧問、太平洋学会理事、戦略研究学会理事、呉市海事歴史科学館諮問委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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