角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 道元入門

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角川文庫 角川ソフィア文庫
道元入門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044089061
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0115

出版社内容情報

欲を捨て、ただ坐る――。深遠な思想をわかりやすく読み解く!

13歳で出家、24歳で中国に留学。「只管打坐(しかんたざ=ただひたすら坐禅すること)」に悟りを得て帰国し、正しい仏法を追い求め永平寺を開山。激動の鎌倉時代に禅を実践した日本思想史の巨人に迫る!

内容説明

貴族に生まれた道元は、朝廷と幕府の権力抗争のさなか13歳で仏門に入る。のち仏教界の乱れた風潮を憂い、真の仏祖を求めて中国へ。人生の師との出会い、厳しい修行を経て「只管打坐(ただひたすら坐禅すること)」に悟りを得る―。中国での僧たちとのやり取りを会話形式でわかりやすく紹介。激動の鎌倉期に武士をはじめ多くの信者を集め、坐禅を実践。『正法眼蔵』ほか多くの著作を遺した巨人の生涯や思想・現代的意義に迫る。

目次

第1章 道元の生涯(誕生から出家・修学;中国留学;帰郷 ほか)
第2章 道元の思想(ただ坐る―坐禅の仏法;真理を表現する―道得の仏法;遙かなる道を生きる―行持道環の仏法 ほか)
第3章 道元と現代(道元と葬式仏教;道元思想の現代的意義)

著者等紹介

角田泰隆[ツノダタイリュウ]
1957年、長野県伊那市生まれ。大本山永平寺にて修行。駒澤大学大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所主任、駒澤短期大学教授を経て、駒澤大学教授、伊那市常圓寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yutaro13

24
曹洞宗に興味を持ったので道元の生涯と思想についてお勉強。道元の仏法は只管打坐の坐禅を第一の修行とし、しかも坐禅に悟りや功徳を求めてはいけないとする。ここだけ捉えると瞑想による智慧の獲得を説く初期仏教への回帰にも見える。ただし道元(あるいは師の如浄)は坐禅=悟りを得るための修行ではなく、坐禅=円満な悟りであると説く。この教義を釈迦や達磨大師の事績から導くのはやや無理があるのではないかと感じるものの、曹洞宗は実践を重視するだけに、念仏を唱えれば極楽浄土に行けるよと説く浄土系よりは個人的によっぽど好感を持てる。2019/07/02

Vakira

21
テレンス・マリックの映画「ボヤージュ・オブ・タイム」を観た。地球賛歌の映像ストーリーだが大好きな「2001年宇宙の旅」の後半、ボーマン船長が木星でモノリスに出会ってからの宇宙の誕生~現在までの大宇宙の旅映像が蘇えった。その筈、特別視覚映像アドバイザーは「2001年・・・」の特撮 監督ダグラス・トランブルだ。テンションあがる。その映画初っ端ケイト・ブランシェットの語りで「世の中は何にたとえん 水鳥の嘴振る露に宿る月影」で始まる。解説は「世の中は水鳥のくちばしから飛び散った滴に映る月のようなもの」って事。2017/04/13

こばきよ

10
数年前に縁あって曹洞宗の本山永平寺に行った。とても雰囲気が良くて、すごく感じ入ることができた。それ以来か若干の禅かじりに。かの吉田元所長も正法眼蔵が愛読書であったとのこと。現代の一般人にフィットする素晴しい部分をいいとこ取りしたい。自分自身の肩書きによらない輝きを目指すとか、八正道の生き方でも、自分の立場を考えてやるべきことをやる、世の為人の為になることに努力する、常にはっきりした意識を持って生きる、自分自身を静かに見つめる時間を持つ、なんて真面目すぎかなと思うけど当たり前でスッと落ちる感じ。2013/04/20

z1000r

7
道元の歴史というより、教えについて書かれている。非常にありがたい教えが多々ある。2022/07/22

三上 直樹

4
先に読んだ「坐禅ひとすじ」では平明な文章でしたが、曹洞宗の開祖・道元禅師についてはなるべく簡潔を心がけながらも高尚な説明となった一冊となったのは、これも道元禅師の教えをなるべく精確に伝えようとする思いの発露と思います。 これを読んだからには、「正法眼蔵」や「随聞記」に至らないわけにはいきません。2018/05/15

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