角川文庫 角川ソフィア文庫<br> はじめたばかりの浄土真宗

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角川文庫 角川ソフィア文庫
はじめたばかりの浄土真宗

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044089054
  • NDC分類 188.7
  • Cコード C0115

出版社内容情報



内田 樹[ウチダ タツル]
著・文・その他

釈 徹宗[シャク テッシュウ]
著・文・その他

芦澤 泰偉[アシザワ タイイ]
著・文・その他/イラスト

内容説明

仏道に入門したての哲学者が、いきなり浄土真宗と出会った!?「“知っていて悪いことをする”のと“知らないで悪いことをする”のと、罪深いのはどちらか」「悪人となって往生する仏教とは」―。僧侶・釈徹宗の問いに対し、おじさん的常識感覚は通用するのか?巻末に対談「いま、日本の仏教を考える」を新たに収録。ユニークなポジションにある浄土真宗の意義と、これからの仏教のありかたを問いなおす、刺激的な仏教入門書。

目次

その1 仏教における「悪」‐悪人正機/悪人正因―“知っていて悪いことをする”のと“知らないで悪いことをする”のとどっちが罪が深いと思うかね
その2 「悪人」論‐空中浮揚とアブラハム―「自分の邪悪さ」を意識できた人間が「往生」の最初の一歩を踏み出すということですよね
その3 宗教と倫理―悪人を救うための願いを聞いて、まさに私は悪人であったと知らされる
その4 さらに「宗教と倫理」―「倫理」とは、誤解を恐れずに一言で言えば(誤解されるだろうなあ…)「常識」のことだと私は思っています
その5 常識と宗教―今こそ、「常識」というあいまいなものを拠りどころとすべきなのかも
その6 あとがきに代えて―真に知性的であろうとすれば、人間は宗教的にならざるをえない
対談 いま、日本の仏教を考える

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京都生まれ。思想家。神戸女学院大学名誉教授。凱風館館長。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2007年『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞を、10年『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010を受賞。11年第3回伊丹十三賞受賞

釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年、大阪府生まれ。龍谷大学大学院博士課程、大阪府立大学大学院博士課程修了。学術博士。専門は宗教思想。浄土真宗本願寺派如来寺住職。相愛大学人文学部教授。NPO法人リライフ代表、認知症高齢者のためのグループホーム「むつみ庵」を運営。「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

43
入門書かと思いきや、そういうわけでもなく、往復書簡形式で浄土真宗を哲学的に語るという内容。要するに、よくわからなかった。2017/05/29

金吾

21
浄土真宗に限定されていないように感じます。宗教を仕事にしている人の話ですので、なかなか興味深いものがありました。特に浄土真宗の倫理観は良かったです。2022/02/09

nbhd

20
まったくのゼロ知識から親鸞さんについて勉強しはじめたので、出会う知識がことごとく新鮮で楽しい読書だ。現役僧侶の釈先生&ウチダ先生の往復書簡による浄土真宗入門。ウチダ先生の合いの手がイチイチ理知的で刺激的だ。特に気になったのは、真宗における「異端」の問題。これを「異安心問題」といい、教団では厳しく統制されてきたらしい。カリスマの教えへの傾倒も異安心で、知識への傾倒も異安心、こういう<正統/異端>の裁定で、本願寺教団が分裂したり係争したりするドロドロの歴史があったらしく、そこらへんが気になるところだ。2016/04/27

佐島楓

20
真宗に異端問題が起こっていたことをこの本で初めて知りました。誤解を受けやすい面があるのかな。とりあえず私の心に添うものはあったので、読んでよかったです。2013/09/16

長谷川透

14
日本の仏教に、他宗教との争いや宗派間の争いがあまりないのは、日本という国の地理的な孤立性と、日本人の国民性が原因とばかり思っていたが、なるほど、仏教があらゆるものを相対化して考えるという思想の元に発展した宗教であるのならば、争いがないのは当然である。『歎異抄』を読まねば。2012/08/16

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