出版社内容情報
上がり框や雪見障子、畳に襖――世界が憧れた日本建築の全てがここにある!
「フランクロイド・ライト、ブルーノ・タウト、あげればきりがありません。
欧米の建築家が、表現者が憧れた日本建築。その全てが本書にはあります。
建築を志す人も、日本文化を愛する人も、是非、読む事を勧めます」
――渡辺篤史(俳優)
たとえば大黒柱に縁側、上がり框や雪見障子、畳に襖――日本の家には四季を取り入れ、古来の習俗と共に生きてきた先人の知恵と情緒、美意識が込められている。その歴史や変遷、計算された構造を紐解きながら、家の持つ本来の意味、住まうとは何かを考える。生活が西欧化し、自由なデザインや利便性の高い住宅建築が急増する現代、伝統的な家のしつらいを見直し、世界が憧れた日本建築の全てを美しい写真と共にたどる決定版!
目次
はじめに
境界空間
――三和土/上がり框/沓脱石/縁側/土庇
仕切り
――格子/葦簀/襖/雪見障子
場
――囲炉裏/風呂/茶の間/勝手
部位
――大黒柱/長押/押板/天井
しつらい
――畳/箱階段/箪笥
素材
――漆/瓦
象徴
――仏壇/表札/地鎮祭
用語解説
文庫版へのあとがき
内容説明
たとえば大黒柱に縁側、上がり框や雪見障子、畳に襖―日本の家には四季を取り入れ、古来の習俗と共に生きてきた先人の知恵と情緒、美意識が込められている。その歴史や変遷、計算された構造を紐解きながら、家の持つ本来の意味、住まうとは何かを考える。生活が西欧化し、自由なデザインや利便性の高い住宅建築が急増する現代、伝統的な家のしつらいを見直し、世界が憧れた日本建築の全てを美しい写真と共にたどる決定版!
目次
境界空間
仕切り
場
部位
しつらい
素材
象徴
著者等紹介
中川武[ナカガワタケシ]
建築史家・早稲田大学名誉教授・工学博士。1944年富山県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。建築史学会会長、日本国政府アンコール遺跡救済チーム団長、ベトナム・フエ・ユネスコ会議国際専門委員等を務める。これまでにカンボジア王国政府サハメトレイ勲章、ベトナム政府友好勲章、科学技術分野文部大臣表彰、日本建築学会賞(業績賞)などを受賞・受勲。2014年より明治村館長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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