角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 先祖の話

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角川文庫 角川ソフィア文庫
先祖の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044083151
  • NDC分類 387
  • Cコード C0139

出版社内容情報

人は死ねば子孫の供養や祀りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月にのみ交流する――膨大な民俗伝承の研究をもとに、日本人の霊魂観や死生観を見いだす。戦下で書かれた晩年の傑作。

内容説明

人は死しても霊は遠くへ行かず、故郷の山々から子孫を見守り、正月や盆には「家」に帰ってくる―。古くから日本人に通底している死後の観念や先祖への信仰と、「家」のあり方を明らかにする。東京大空襲で多くの死に向き合うなか記された、柳田の祖先観の到達点。

目次

二通りの解釈
小さな一つの実例
家の初代
御先祖になる
相続制と二種の分家
隠居と部屋
今と昔との違い
先祖の心づかい
武家繁栄の実情
遠国分家〔ほか〕

著者等紹介

柳田国男[ヤナギタクニオ]
1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆきこ

26
日本人にとって「先祖」とは何なのか、古来からの日本人の死後の観念、祖霊に対する信仰の変遷などを、日本各地の民俗事例から考察していく一冊。本文の内容も大変おもしろいですが、特に印象的なのは巻頭の「自序」。この本は太平洋戦争終結間際から執筆され、終戦の翌年に刊行されたもので、柳田先生はこの「自序」において、日本がかつてない危機に瀕している中、今後日本人が「日本」を未来につないでいくためにどうすべきかを語っておられます。民俗学という学問の意義を改めて重く受け止め、そして先人の研究成果に感謝せずにはいられません。2020/11/30

マリリン

17
昭和20年の作品だが、書かれている内容は、幼い頃の記憶にあるものや10年位前東北地方で見た光景もあり、当時は何気なく見ていた事に深い意味がある事を知った。家督という言葉は好ましく思わなかったが、先祖供養をする事と共に、何故そのような制度が存在したのか納得できる部分もあった。今では行われる事がないであろう当時の行事の中には、今だからこそ必要ではないかと思うものもあるような気がする。2018/01/30

きいち

17
昭和二十年、空襲警報が鳴り響くなかで、戦争に負けたあとを見据え、立ち直るための材料を提供するのだと書かれた一冊。戦地で、あるいは空襲で、当たり前のものとなってしまった「死」、しかもそれは、自らを祀る子孫を作らぬままのもの。このままじゃ皆でつけてきた近代化との折り合いがなし崩しになる、そんな危機感だったのだろうか。◇凄みを感じるのは、敗戦後を見据えたことよりも、その年の10月の出版時の自序に「あまりの変化に驚いた」とあるように、予測できない、でもとりあえず前に進もうとアウトプットをまとめたこと。さすが柳田。2013/10/25

ぷてらん

8
何の気なしに図書館で借りた本。一文が長く、話題もよく変わるので読みづらく中々進みが遅くなってしまいました。盆に限らず日本の行事ってあらゆるものがごちゃ混ぜになってるよな~って思いつつ。私はもう送り火・迎え火などやったこともない世代です。でもまだ、お盆の頃道を歩いているとあちこちで精霊馬を見掛けます。そしてこの本が書かれた背景を知るに及び、先生が何を伝えたかったかを考えながら読み進めていました。先祖を祀るのは自分たちの為でもあるのでしょう。考え続けていかねばならないものを残した本でした。2017/09/08

ダイキ

7
此書で柳田が何よりも伝えたかったのは此国では死者は「遠く十万億土の彼方へと往つてしまふ」のではなく「永久にこの国土のうちに留まつて、さう遠方へは行つてしまはない」という事であろう。此書は戦中に書かれ戦後に刊行された。残された者達にとって、死者は祭祀を続ける限り、永久に此国土に留まると知ったのはどれ程救いとなったか計り知れない。此書は日本の先祖祭祀を論じたただの学術書ではなく、戦後を生きていく日本人の為に柳田が書き下ろしたバイブルであり、又死者は国ではなく家で祀るべきであるという、国家神道批判の書である。 2014/08/27

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