内容説明
一介の脱藩浪人の身でありながら、坂本龍馬はなぜ幕末維新の寵児となりえたのか?「だれもがうなずいた龍馬流説得術の極意」「お登勢は“女”として龍馬を愛した?」「龍馬は剣客としてどれほど強かった?」「亀山社中倒産の危機を救った経営手腕」など、知っているようで知らない史実とエピソードが分かる!どこから開いても楽しめて、旅のお供にも最適。関係人物や史跡、年表、索引も充実した、歴史ガイドの決定版。
目次
龍馬も毎日仰ぎ見て育った高知城の偉容
藩内では上士と下士の対立が激しかった
龍馬がその中で育った郷士制度とは
家系をさかのぼると遠祖は明智光秀?
豪商から町人郷士へ―坂本家の系譜
子供のころの龍馬は“おちこぼれ”だった
常識の盲点、「雨の日だから泳ごう」
肌身から離さなかった父親の訓戒書
龍馬をよみがえらせた坂本の“お仁王様”
動乱の時代が龍馬の登場を待っていた〔ほか〕
著者等紹介
百瀬明治[モモセメイジ]
1941年、長野県松本市生まれ。京都大学文学部史学科卒業。「表象」同人、「季刊歴史と文学」編集長を経て歴史作家となる。日本史のさまざまな謎を解き明かす端正な文章が、読者の熱い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺
3
再読。徒然なるままに拾い読み。この本の表紙の絵が好きだ。元本は新人物往来社から出ていた『坂本竜馬おもしろ事典』。その為、おもしろエピソードは網羅している。写真もいろいろ掲載しているが、元本の永美ハルオ画伯のイラストを掲載して欲しかった。2012/02/21
げん
2
まあ 竜馬のエピソート集に過ぎないが、楽しく読めた。2010/01/17
JUN
0
かなり事細かに書いているが、文章が難しく、分かりにくい。ネタ的にはだいたい網羅していたと思うが・・・2013/04/04