出版社内容情報
旅先に名句あり。鷹羽狩行が語る名句のポイント。地名が季語と同じ働きをすることもある。そんな名句を全国に求め、俳句界の第一人者が名解説。旅先の地名も、住み慣れた場所の地名も、風土と結びついて句を輝かす。地名が効いた名句をたっぷり堪能できる本。
鷹羽 狩行[タカハ シュギョウ]
著・文・その他
霜田 あゆ美[シモダ アユミ]
イラスト
内容説明
旅へ行けば句心が動く―。俳人たちが訪れた先々で残した名句を全国に求め、俳句界の第一人者が解説。「五月雨の降のこしてや光堂 芭蕉」は中尊寺金色堂での作。300年以上前の作だが、金色堂が世界遺産になった今も必ず思い出される句だ。地名がぴたりと嵌れば季語に劣らぬ働きをして句を輝かせる。また、知る人の少なかった場所で名句が生まれれば、その地が名所になることもある。あなたも土地の心を句に取り入れて一句詠んでみませんか。
目次
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
九州・沖縄
著者等紹介
鷹羽狩行[タカハシュギョウ]
1930年生まれ。「狩」主宰。山口誓子・秋元不死男に師事。1965年、句集『誕生』で俳人協会賞、その後、芸術選奨文部大臣新人賞・毎日芸術賞・詩歌文学館賞・蛇笏賞を受賞。俳人協会会長、日本文藝家協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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