内容説明
新たな年になると、昨日はもう去年。この微妙な感覚を使った「去年今年」という季語もあります。いつもの景色は初景色、雀も初雀の名が付き、雪や雨も元日に降るものはお降りと呼ばれ、改まった気分が漂います。初詣に出かけ、お節を肴に年酒を酌み、賀状を読んでのんびりと過ごすうちに仕事始。でも、松納、七草粥、どんど焼など正月行事はまだまだ続きます。一年を豊かに始め、新たな句を作るための基本図書の増補版。
目次
時候
天文
地理
生活
行事
動物
植物
新年の行事
読めますか新年の季語
二十四節気七十二候表
総索引