出版社内容情報
資本主義の仕組みがよくわかる! 世界不況のいまこそ知りたい「資本論」。金融危機と世界不況。今日の世界経済は破綻の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。どこにその原因があるのか。資本主義経済の仕組みと矛盾が手にとるようによくわかるマルクス「資本論」入門。
神津 朝夫[コウズ アサオ]
著・文・その他
内容説明
金融危機と世界同時不況。今日の世界経済は第2次大戦後最大の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。その答えを求めて、いまマルクスの『資本論』が再読されている。本書は、マルクスの説く、商品・貨幣と資本の関係、労働力と賃金、剰余価値の生産など、資本主義の考え方と仕組み、資本主義社会の矛盾などを平易に解説。今日的な視点で読み直すとよくわかる「資本論」入門。
目次
序説 マルクスと『資本論』(『資本論』への歩み;経済学史上のマルクス)
1章 商品・貨幣と資本(資本主義は商品社会;商品をつくる労働の二面性;貨幣の発生とその諸機能;資本とはなにか)
2章 資本主義的生産の解明(労働力―労働者の売る商品;剰余価値の生産;労働賃金の秘密;資本の再生産と蓄積)
3章 資本主義の生成と発展(剰余労働の前史;本源的蓄積;協業による社会的生産;分業とマニュファクチャ)
4章 大工業と労働者(機械制大工業の時代;機械と労働者;失業者の必要性;資本主義のゆくえ)
著者等紹介
神津朝夫[コウズアサオ]
1953年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中より向坂逸郎氏に師事して『資本論』を学ぶ。大学院博士前期課程修了後ドイツ・マンハイム大学経済学部へ2年間遊学。外資系金融機関調査部・大学教員などを経て、現在は著述業。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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