出版社内容情報
仏教各派と神道、キリスト教の歴史・教義から、冠婚葬祭に役立つ知識まで。信仰心がないといわれる日本人だが、宗教人口は驚くほど多い。その種類や教義、神仏習合や檀家制度、さらに身近な習俗まで、祖霊崇拝を軸とする日本人の宗教を総ざらいする。冠婚葬祭に役立つ知識も満載!
瓜生 中[ウリュウ ナカ]
著・文・その他
内容説明
信仰心がないといわれる日本人だが、宗教人口は驚くほど多い。神社の氏子でもあり、菩提寺を持っている人も多いなど、日常生活に宗教は深く根付いている。基礎的知識から、神仏習合・檀家制度など身近な習俗から、仏教各派・神道・キリスト教の個々の歴史や教義、開祖の生涯や主要な経典まで、祖霊崇拝を軸とする日本人の宗教をわかりやすく説き起こす。葬儀や墓地、戒名から年忌法要、結婚に関する役立つ知識も満載の便利な一冊。
目次
第1章 わが家の宗教の基礎知識(人口を大きく上回る日本の宗教人口;日本にはどんな宗教があるのか? ほか)
第2章 仏教編(奈良時代から続く三大宗派;天台宗 ほか)
第3章 神道とキリスト教(神道とは何か?;キリスト教の歴史)
第4章 実践編(戒名とは;戒名のつけ方 ほか)
著者等紹介
瓜生中[ウリュウナカ]
1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
12
仏教、神道、キリスト教などの宗派、流れ、教え、思想などを記した内容。最後には各々の葬儀や結婚式などの詳細な流れの記載もあった。葬儀の細かな手順などを完全に理解出来ておらず、参考程度にはなったが、再読する様な本ではないと感じた。2014/02/01
いっち〜
1
「わが家の宗教=日本で一般的に広く信仰されている宗教」という視点の宗教解説本なので、内容は仏教系が6割位で、神道とキリスト教がそれぞれ2割位ずつ。新宗教やイスラム教は取り扱ってないのが少し残念。その分仏教系の宗派は一通り解説されてるけど、知らないことだらけだった。ただ、書き方自体は平易でわかりやすかった。身近にあっても知ってることの方が少ないし、学校で習うことも表面的な部分だけだったのかと痛感。ただ、そうした宗派ごとの違いはありつつも、各々の宗派を排斥しあったりすることはあまり見られないのも日本らしく思う2019/01/31
ヒコ。
1
仏教各派を中心に起源・歴史を解説、分かりやすいです。神道・キリスト教は少し、ヒンズー教の解説はない。2010/05/06