内容説明
なぜ畳の縁を踏んではいけないのか。なぜ和服の左前は嫌われるのか。方位の吉凶や厄年、箸の使い方、上座と下座、忌み言葉、結納などの祝いごとや雛祭りなどの行事。日常の行儀作法や決まりごと、風習、禁忌には、神事や仏事に結びつくもの、旧暦由来のもの、平安時代以来の故事や人びとの願いにつながるものなど、それぞれに意味やいわれがある。暮らしのなかに受け継がれてきた「和」の知恵、しきたりのすべてがわかる1冊。
目次
1章 作法としきたり(人付き合いの基本;身なりとふるまい)
2章 縁起と禁忌(旧暦で運をつかむ;禁忌を知る)
3章 祝いごとと感謝(子供の成長と婚礼;長寿祝いと葬礼)
4章 四季と年中行事(正月を祝う;おりおりの祝いと祭り)
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。明治学院大学教授。東京大学人文系大学院国史学科修了。文学博士(東京大学)。専攻は日本史。歴史哲学や比較文化的視点からの幅広い執筆活動を展開、日本の思想文化の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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