角川文庫 角川ソフィア文庫<br> はじめて楽しむ万葉集

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角川文庫 角川ソフィア文庫
はじめて楽しむ万葉集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044054052
  • NDC分類 911.124
  • Cコード C0192

出版社内容情報

わかりやすく読みとき、楽しく味わう! 破格に面白い万葉集入門の決定版。万葉集は楽しんで読むのが一番! 定番歌からあまり知られていない歌まで、84首をわかりやすく解説。万葉びとの恋心や親子の情愛など、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界を旅し、万葉集の新しい魅力に触れる。

上野 誠[ウエノ マコト]
著・文・その他

ベター・デイズ[ベターデイズ]
著・文・その他/イラスト

内容説明

遙かなる万葉の言葉の時空に遊び、恋に身を焦がした人びとに想いを馳せる―。山上憶良、額田王、大伴家持などの数々の定番歌をはじめ、これまではあまり知られていなかった歌まで、珠玉の恋歌・望郷歌・四季折々の歌を多数紹介。わかりやすい解説とともに、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界の豊かさ、美しさ、楽しさを味わう。思わず声に出して読み、暗誦したくなる歌に必ず出会える。身近で面白い「みんなの万葉集」宣言。

目次

第1章 我こそは告らめ家をも名をも
第2章 西の市にただひとり出でて
第3章 君待つと我が恋ひ居れば
第4章 心の中に恋ふるこのころ
第5章 朝影に我が身は成りぬ
第6章 萌え出づる春になりにけるかも
第7章 過ぐせど過ぎずなほ恋ひにけり
第8章 満ち盛りたる秋の香の良さ
第9章 我が父母は忘れせぬかも
第10章 奥山のあしびの花の今盛りなり

著者等紹介

上野誠[ウエノマコト]
1960年、福岡県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。奈良大学文学部教授。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞受賞。万葉文化論の立場から歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案。近年執筆したオペラの脚本も好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゅてふぁん

47
上野氏自身の体験談を交えたり現代の感覚に置き換えたりしながら、万葉歌の世界をとてもわかりやすく解説されている入門書にぴったりな一冊。奈良に来たら…、藤原京跡を旅する時には…など色々とおススメされていて‘うわ~、今すぐにでも行きたい!’となってしまう。奈良で万葉の旅がしたいよー。2018/11/01

Aquarius

33
秋風は涼しくなりぬ馬並めていざ野に行かな萩の花見に たまに和歌を考えるけどまとめられない我が思考回路。秋になると物思いに耽る日が増える。日本っていいなあと、時代小説や和歌に触れるとそんなことを感じる!ペラペラ読めて、わかりやすい入門編。2015/09/08

あきあかね

24
 「天(あめ)の海に雲の波立ち月の舟 星の林に漕ぎ隠る見ゆ」 ロマンチックな冒頭の歌をはじめ、おおらかで瑞々しい情感にあふれた万葉集の歌の魅力を楽しく知ることができる一冊。 七、八世紀の人びとの想いが時を超えて伝わってくる。例えば、藤原宮へと都が遷った後の明日香に風だけが吹く情景を詠んだ志貴皇子の「采女の袖吹き返す明日香風 京を遠みいたづらに吹く」という歌。今は無くなってしまったものに対して、時が過ぎることの悲しさや感傷を、人は遥か昔から抱いてきたのだと思う。⇒2021/05/05

陽子

24
万葉集に先入観がなかったので、すらすらと読めた。悠久の時を超えて、人の心が率直にありのままに雅な歌として表現されていたんだなあ、と思った。人の本質は今も昔も変わらない。4500首もある歌の中から著者チョイスでのわかりやすい解説と口語訳。作者不詳も多いが教科書で見覚えのあるものも。万葉集だったのね、と改めて。当時の食べ物(お酒や宴会の様子)、恋心のやりとり、親が子を思う気持ち、自然の姿。様々な立場の方々から、生活感や慣習、人間の姿が見えた。元号の歌は入っていなかったが万葉集を学生時代より楽しく見つめられた。2019/04/08

茉莉花

21
再読。今回は全部ではなく気になった和歌だけ抜粋して読みました。やっぱ和歌は素晴らしいです。趣きがあります。一見なんの変哲のない和歌だと思っても深い意味や知られざる事実が隠されていたりします。そういうのを読み手が想像して意味を解釈するのも面白いなと思いました。素敵な和歌が多いので時間があるときに覚えたいなと思いました。個人的には恋の和歌が好きなのですがそれ以外でも興味深い和歌が多々ありました。是非、興味がありましたら万葉集を通じて昔の人の情念を味わってみては如何でしょうか笑2016/11/11

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