感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
20
【再読】奥付は昭和42年初版、昭和63年35版。ビギナーズ古典がシリーズ化される前のこと。本文は50ページと紙数が少なく、あっという間に読み終えた。TBSの番組で、路線バスを利用して奥の細道を旅する企画があった。これを見て、本書を携え約30数年前に、数回に分けて自分も奥の細道を旅した。中でも、ますほの小貝を拾った日本海の景色が思い出される。本はもう日焼け・水濡れでボロボロ。現代語訳である本文評釈、発句評釈、曾良随行日記が三段書きで併記されると、『おくのほそ道』の理解が進むのだろうな。2025/08/25