出版社内容情報
本書を手に取ったということは、あなたはきっと数学に入門したいか、著者に興味があるのだろう。まず、本書を読んで数学に入門できるとしたら、それほど幸運なことはない。なんといっても本書は歴史に残る数学者(そしてのちに偉大な哲学者として知られることになる)ホワイトヘッドが本気の入門書として仕上げたものなのだ。そして万が一、数学の中身はやっぱりさっぱりわからないと思ったとしても、この著者の人柄に触れるひとときは豊かなものになり、決して後悔することはないだろう。さらに、著者には興味があるが数学にはさほど、という読者がいたとしても、著者への興味が数学への興味となり、じつはそれらが切り離せないものだと知ることになるだろう。(「監修者による序」より)
【目次】
第1章 数学の抽象性
第2章 変数
第3章 数学の応用法
第4章 力学
第5章 数学記号の意義
第6章 数の一般化
第7章 虚数
第8章 虚数(続き)
第9章 座標幾何学
第10章 円錐曲線
第11章 関数
第12章 自然の周期性
第13章 三角関数
第14章 列
第15章 微分法
第16章 幾何学
第17章 量
数学の勉強法について(教科書案内)
訳者あとがき
索引
内容説明
数や量をかぞえる、形をとらえるといった具体的経験から、いかにして数学的な抽象概念が生まれるのか。20世紀初頭に数学史を革新した『数学原理』をラッセルと共に著したホワイトヘッドによる、初学者に向けた数学入門。変数や形式といった数学の基本的なアイデアがいかにして生まれ、どのような意義をもつのかを解説する。19世紀までに築かれた近代数学と20世紀から展開される現代数学の転換点に書かれた名著、待望の新訳。
目次
第1章 数学の抽象性
第2章 変数
第3章 数学の応用法
第4章 力学
第5章 数学記号の意義
第6章 数の一般化
第7章 虚数
第8章 虚数(続き)
第9章 座標幾何学
第10章 円錐曲線
第11章 関数
第12章 自然の周期性
第13章 三角関数
第14章 列
第15章 微分法
第16章 幾何学
第17章 量
数学の勉強法について(教科書案内)
著者等紹介
ホワイトヘッド[ホワイトヘッド] [Whitehead,Alfred North]
1861年イギリス・ケント州生まれの数学者、哲学者。ケンブリッジ大学卒業後、同校の数学教師となる。元教え子ラッセルとの共著『数学原理(プリンキピア・マテマティカ』(全3巻、1910‐1913年)で全数学を論理学に基礎づけることを試み、記号論理学・数学基礎論に革新的な貢献。1910年にロンドン移住後、科学哲学の著作を発表。1924年、ハーバード大学に哲学教授として招聘され渡米。『科学と近代世界』『過程と実在』などの哲学的著作で独自の思想を展開。教育論、宗教論にも業績を残し、20世紀思想に大きな影響を与えた。1947年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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