角川ソフィア文庫<br> なぜ働いても豊かになれないのか―マルクスと考える資本と労働の経済学

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角川ソフィア文庫
なぜ働いても豊かになれないのか―マルクスと考える資本と労働の経済学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044008451
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0110

出版社内容情報

ブラック企業や不安定雇用など、労働をめぐる状況はなかなか良くならない。そんな中にあって私たちが、働くことを拒否するどころか、むしろより強く仕事を求めてしまうのはなぜか? 資本主義社会の中で人が仕事を求めるのには、3つの力「経済外的な強制」「貨幣の力による強制」「生産過程の技術的変容」が作用している。人が豊かに生きる新たな社会を構築するため、賃労働について書かれたマルクスのテキストを解読する!

内容説明

ブラック企業や不安定雇用など、労働をめぐる状況はなかなか良くならない。そんな中にあって私たちが、働くことを拒否するどころか、むしろより強く仕事を求めてしまうのはなぜか?資本主義社会の中で人が仕事を求めるのには、3つの力「経済外的な強制」「貨幣の力による強制」「生産過程の技術的変容」が作用している。人が豊かに生きる新たな社会を構築するため、賃労働について書かれたマルクスのテキストを解読する!

目次

序章 マルクスの方法
第1章 労働するとはどういうことか
第2章 私的労働と商品
第3章 値札と貨幣
第4章 賃労働と資本
第5章 労働時間と自由時間
第6章 賃労働と生産力の発展
第7章 賃労働と所有
第8章 労働の自由を目指して

著者等紹介

佐々木隆治[ササキリュウジ]
1974年生まれ。立教大学経済学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。日本MEGA(『新マルクス・エンゲルス全集』)編集委員会編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ex libris 毒餃子

12
日本MEGA編集委員である作者がマルクスの著作の中でも『賃労働と資本』にフューチャーした本。わかりやすく書いてあるし、マルクスの賃労働理論はわかりやすい方なので、全般的にわかりやすい。白井はイデオロギーよりだし、幸平はコモンよりなので、面白いけれどもマルクス初心者向きではない。MEGA(マルクスエンゲルス全集)編集委員のテキスト読解力は伊達じゃないと感じさせる構成。マルクスにチャレンジするなら佐々木からな気がします。2025/03/23

きゃべ

1
 若くして、「物象化論」を故・廣松渡さんの認識主義から解放し、慣習化した行為による発生だと詳述した作品。物象化や物質代謝(生態系保全)やアソシエーションの視点が取り込まれています。  マルクス学者、特に資本論の解説で、世界レベルにあるのは、「脱成長コミュニズム」視座の斎藤幸平さん、「資本による形式的包摂から実質的包摂」視座の白井聡さん、そして「物象化」の佐々木隆治さんの3人だと思います。2025/02/12

Go Extreme

1
方法論: 弁証法的唯物論 哲学批判 歴史的形成物 労働概念 商品価値 社会変革 労働と資本: 賃労働 労働力商品 剰余価値 資本蓄積 労働疎外 生産手段の所有 労働市場 商品価値: 使用価値 交換価値 社会的分業 労働時間 価値表現 貨幣の起源 物象化 物神崇拝 労働時間: 自由時間 剰余労働 労働環境 労働運動 賃金の決定 労働市場競争 資本主義: 過剰人口 技術革新 雇用不安 経済成長の限界 労働者階級の抵抗 社会変革: 社会主義経済 協同組合運動 労働組合の役割 公共政策 労働者教育 政治経済改革2025/03/02

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