出版社内容情報
論語、杜甫の詩、史記など、中国古典が千年の歳月を超えて読み継がれるのは、そこにいまも変わらない「人間の本質」が描かれているからだ。中国古典の魅力と奥深さを日本に紹介してきた中国文学の泰斗が、文学、民族学、物理学など様々な分野の識者と闊達に語り合った6編を収めた。中国という存在から、日本は何を学び、どう関わってきたのか。古典を読み、愛し、古典と共に生きた先哲たちの肉声がいま蘇る。解説・齋藤希史
内容説明
論語、杜甫の詩、史記など、中国古典が千年の歳月を超えて読み継がれてきたのは、そこにいまなお変わらない「人間の本質」が描かれているからだ。中国古典の魅力と奥深さを日本に紹介してきた中国文学の泰斗が、文学、民族学、物理学など様々な分野の識者と闊達に語り合った6編を収めた。中国という存在から、日本は何を学び、どう関わってきたのか。古典を読み、愛し、古典と共に生きた先哲たちの肉声がいま蘇る。
目次
中国と日本文学 井上靖
中国文学雑談 中野重治
中国文学の世界性 桑原武夫
中国古典と小説 石川淳
中国古典と現代 石田英一郎
中国の学問と科学精神 湯川秀樹
著者等紹介
吉川幸次郎[ヨシカワコウジロウ]
1904年、神戸市生まれ。京都帝国大学で中国文学を学んだのち、北京大学に留学。帰国後は東方文化学院京都研究所員を経て、47年より京都大学文学部教授を務める。戦後日本における中国文学研究の発展に寄与し、64年に芸術院会員、69年に文化功労者に選出された。80年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 農業工学 朝倉農学大系