出版社内容情報
『江戸名所図会』の作者の一人が、江戸の年中行事を取り上げる。季節ごとの名所・名物、武士や町人の風習・習俗、寺社の法要や開帳の有無、お祭りの行列や神輿の巡行、市の開催日など、人々がいつ・どこで・何を楽しんだのか分かる、江戸のイベントカレンダー。列挙された情報を読みやすくなるよう工夫した現代語訳に加え、長谷川雪旦・雪堤による緻密で生き生きと描かれた挿絵、それに添えられた発句や詩の翻刻も全点収める。
内容説明
『江戸名所図会』の作者の一人が、江戸の年中行事を取り上げる。季節ごとの名所・名物、武士や町人の風習・習俗、寺社の法要や開帳の有無、お祭りの行列や神輿の巡行、市の開催日など、人々がいつ・どこで・何を楽しんだのか分かる、江戸のイベントカレンダー。列挙された情報を読みやすくなるよう工夫した現代語訳に加え、長谷川雪旦・雪堤による緻密で生き生きと描かれた挿絵、それに添えられた俳句や詩の翻刻も全点収める。
目次
巻之1 春之部(正月;二月;三月)
巻之2 夏之部(四月;五月;六月)
巻之3 秋之部(七月;八月;九月)
巻之4 冬之部(十月;十一月;十二月)
付録
挿絵詞書
著者等紹介
斎藤月岑[サイトウゲッシン]
1804~1878。神田の名主の家に生まれ、漢学者の日尾荊山に入門するなど、文化人として活動した
長谷川雪旦[ハセガワセッタン]
1778~1843。絵師。『江戸名所花暦』、『江戸名所図会』の挿絵や、スケッチ集である『魚類譜』などが知られる
長谷川雪堤[ハセガワセッテイ]
1813~1882。絵師。父の雪旦とともに『東都歳事記』の挿絵を手掛けた
小林祥次郎[コバヤシショウジロウ]
1938年、栃木県生まれ。元小山工業高等専門学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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