出版社内容情報
研究者の卵として、ストリート音楽をフィールドワークするためにアフリカに渡った著者。そこで出会ったのは音楽を生業とする一人の少女だった。未知の文化との遭遇、共感、そして結婚ーー。「他者とつながるためには、一度、自分の殻を壊す必要がある。それは痛みを伴う」。自らの経験を素材として文化人類学へと誘う体験的入門。来日した妻と、ふたつのルーツをもつ娘との日常を綴った補章「ラブロマンスのゆくえ」を収録。
内容説明
研究者の卵として、ストリート音楽をフィールドワークするためにアフリカに渡った著者。そこで出会ったのは音楽を生業とする一人の少女だった。未知の文化との遭遇、共感、そして結婚―。「他者とつながるためには、一度、自分の殻を壊す必要がある。それは痛みを伴う」。自らの経験を素材として文化人類学へと誘う体験的入門。来日した妻と、ふたつのルーツをもつ娘との日常を綴った補章「ラヴ・ロマンスのゆくえ」を収録。
目次
第1章 私と彼女と文化人類学
第2章 私は誰?―個人と民族
第3章 声の文化、音の文化
第4章 時代は変わる―国家の内と外
第5章 結婚の申し込み―女性の交換?
第6章 結婚式―ヴァージョンアップの儀式
第7章 あたらしい家族―親族関係の機微
第8章 文化人類学とともに
補章 ラヴ・ロマンスのゆくえ
著者等紹介
鈴木裕之[スズキヒロユキ]
1965年、山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科修了。文化人類学専攻。国士舘大学法学部現代ビジネス法学科教授。アフリカ文学・音楽を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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