出版社内容情報
百人一首の「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」の歌で著名な藤原公任。栄光の家系に生を受け、有職故実に造詣が深く、音曲・漢詩・和歌などの風流文事に優れた才能を発揮した。社交の花形として活躍したが、政治家としては巨星・藤原道長をめぐる惑星の存在にとどまった。政界の頂点を断念し、宮廷のカリスマとして文化面の指導的地位に立った生涯を、研究の第一人者が描く人物評伝。解説:谷知子
第一章 三舟の才人、天下無双の歌人
第二章 栄光の家系
第三章 得意と失望とのはざま
第四章 権力者をめぐる惑星
第五章 栄華の余光
第六章 憂愁の晩年
内容説明
百人一首の「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞えけれ」の歌で著名な藤原公任。栄光の家系に生を受け、有職故実に造詣が深く、漢詩・管絃・和歌などの風流文事にすぐれた才能を発揮した。社交の花形として活躍したが、政治家としては巨星・藤原道長をめぐる惑星の存在にとどまった。政界の頂点を断念し、宮廷のカリスマとして文化面の指導的地位に立った生涯を、研究の第一人者が描く人物評伝。
目次
第1章 三舟の才人、天下無双の歌人
第2章 栄光の家系
第3章 得意と失望とのはざま
第4章 権力者をめぐる惑星
第5章 栄華の余光
第6章 憂愁の晩年
著者等紹介
小町谷照彦[コマチヤテルヒコ]
1936年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京学芸大学名誉教授。2014年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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