角川ソフィア文庫<br> 天才と異才の日本科学史

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角川ソフィア文庫
天才と異才の日本科学史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044007805
  • NDC分類 402.1
  • Cコード C0140

出版社内容情報

科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦悩だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、時代を先取った研究で予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。

内容説明

科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦闘だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、素粒子論研究の予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国、戦争から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。

目次

第1部 日本科学の夜明け(国家戦略と理科学;医者でもなく科学者でもなく;白虎隊を生き延び物理学者に)
第2部 戦争と科学者(欧米から敬愛されたある日本人;戦争も国境も越えた人たち;野口英世を抱きしめて;二人でウニの卵見つめ)
第3部 負けて輝く(慶應義塾大学医学部;京都 青い季節;敗戦国のエース;夢の原子力;穎慧出づるところ)
第4部 医者対科学者(世界の筋肉研究をリードした江橋節郎;オワンクラゲはなぜ光るのか)
第5部 日本人とノーベル賞(天才だってつらい;日本人四人がノーベル賞を同時受賞;ノーベル賞の先へ―フクシマを越えて)

著者等紹介

後藤秀機[ゴトウヒデキ]
1943年、島根県生まれ。神経生理学者。医学博士。早稲田大学理工学部応用物理学科卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科修了。横浜市立大学講師、コロンビア大学研究員、岩手医科大学助教授などを経て、2013年まで、帝京平成大学地域医療学部教授。著書に『イカの神経 ヒトの脳みそ』(新潮新書)などがある。『天才と異才の日本科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(ミネルヴァ書房)により第62回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

84
著者を存じ上げていなかったが、経歴(神経生理学者・医博、早大応用物理卒・東工大院原子核工学修了)を見て、はて?どこで医学を修められたのかな?と思ったのでした。そこがミソで湯川秀樹の見解に影響されて東工大で生物物理に転じたそう。そのため広い分野に亘り専門的な視点を交えて解説している。福沢諭吉・夏目漱石・湯川秀樹・慶応医学部・南部陽一郎・山中伸弥…。明治開国からノーベル賞へ150年の科学者群像。一般によく知られた科学者も多いが、その背景・経歴やエピソードの紹介も奥が深く薀蓄に富んでいる。⇒2023/11/08

totssan

2
 著者ご本人の経験がたっぷり詰まった近代科学史としてとても貴重な本だった。これは凄いと興奮。日本科学史とあるが海外の話もたっぷりとあり当時の世界の科学分野の状況が目に見える。で裏話が特に面白い。自身はやはり同郷の偉人、仁科先生の話に感動することしきり。お墓にも偶然出くわし、両脇に朝永、ケリー両博士の墓の存在に気づいてびっくりしたことを思い出した。その話が書かれていてまたまた興奮。本書丸ごと心に刻みたい(後半の近年の状況への苦言もしっかりと)。2024/01/30

con

1
科学史というタイトルだが、内容は科学者のエピソードであり科学の発展の歴史に関するものではない。 本書で語られているエピソードはいずれも興味深く、科学者の人となりがよくわかる。文章も読みやすい。2023/10/23

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